ダイエットや筋トレを始めたものの、なかなか効果が得られたと感じられない方はたくさんいらっしゃると思います。
何を食べたら良いかわからない、筋トレがつらくて続けられないなど、うまくいかない理由は様々だと思います。
そういった方はダイエットや筋トレの専門家であるボディビルダーを参考にしてみてはいかがでしょう?
競技として食事管理やウエイトトレーニングに取り組まれているボディビルダーについて知ることで、必ずダイエットや筋トレについての効果を上げることができるようになります!
トップボディビルダー佐藤貴規選手とは
昨日、私が通っているジムで、佐藤貴規選手のセミナーに参加しました。
ボディビルに興味のない方はご存じないかもしれませんが、ボディビル選手権で何度も入賞されるほどの、日本を代表する選手です。
佐藤選手のトレーニング
セミナーは前半と後半に分かれていて、まずはトレーニングについての説明がありました。
佐藤選手いわく、筋肉を大きくするために必要なことは、しんどい思いをすることではなく、身体が筋肉を必要とする刺激を与えることにより、筋肉が成長する環境を整えてあげることだそうです。
筋トレに限らず、必要以上に頑張りすぎてしまい、結果がともなわないのはよくあることですよね。
そして、佐藤選手はトレーニングを筋破壊=高重量と、パンプ=高回数とに分けて考えていて、パンプ=高回数を重視されているとのことでした。
でも、多くの人は高重量トレーニングをやりたがるともおっしゃっていました。(笑)
また、得意な部位(佐藤選手の場合胸、足の前側)は高重量を扱うけれど、それ以外の苦手な部位(腕、ハムストリング、背中、肩、腹)は軽い重量で高回数行うそうです。
やはり、高重量をあまり扱わない理由は、ケガのリスクがあるから、ということです。
その後、上半身のトレーニングの代表でもあるベンチプレスについての解説がありました。
手幅は胸の収縮を意識するために狭く持ち、肩甲骨はよせすぎない、足は手前に持ってきてシートを挟み込むのだそうです。
佐藤選手もベンチプレスは得意な種目とのことで、5回から6回できるくらいの高重量に設定するので、しっかり足の力も使えるようなフォームを意識されているとのことでした。
また、どんな種目であっても、自分が行うフォームにしっかりとした理由を持つこと、手の位置、角度、足の幅、などなんとなくではだめで、しっかりとした根拠を持ってやってほしいとおっしゃっていました。
どんなことでも慣れてくると、自分のやり方に疑問を持つことが難しくなりますが、これからは毎回新鮮な気持ちでトレーニングに取り組もうと思います!
筋トレのやり方に迷ったら、ぜひこちらを参考にしてみてください。
佐藤選手の食事
前半が終了し、休憩をはさんで、後半(食事編)が始まりました。
(休憩中のリラックスした様子の佐藤選手)
まず、佐藤選手の食事紹介がありました。
7:00 ホエイプロテイン10g マルチビタミン2粒
7:30 ごはん200g 卵6個 (雑炊にして食べるそうです)
9:25 おにぎり1個 ホエイプロテイン30g
13:00 ごはん200g ツナ缶4個
18:00 おにぎり1個 ホエイプロテイン30g
20:00 トレーニング
22:00 おにぎり半分
23:30 ごはん200g 鶏肉200g(もしくは魚、卵など)マルチビタミン2粒
佐藤選手の食生活について、何より驚きなのは、こういった食生活をほぼ一年中続けられているということです。
ボディビルダーによっては、コンテスト前の時期以外は、脂肪ものせてしっかり身体を大きくする選手もいますが、佐藤選手は一年を通して体脂肪率が低い状態を維持しているのでしょう。
そしてもう一つ特徴的と感じたのは、減量を開始しても、1,2か月は総摂取カロリーを変えないということです。
晩に食べていたごはんを昼や夕方に持ってくるなどして調整し、食べる量を変えずに体重を落としていくそうです。
それでも減らなくなって初めて、食べる量を減らすとのこと。
無理なダイエットを経験された方は少なくないと思いますが、しっかり運動して食事管理もできていれば、食べながら痩せられるということですね。
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まとめ
今回は、トップボディビルダー佐藤貴規選手の食事とトレーニングについてご紹介させていただきました。
やはり、長年のトレーニングと食事管理があってこその肉体だと思いますが、我々も参考にできることがあるはずです。
トレーニングも食事も継続できなくては意味がないので、無理するのではなく、生活の中に習慣として取り入れられることから始めることが大切なのだと思います。
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