ダイエットや見た目を変えたい、という理由から筋トレに取り組もうと考えている方は多いと思います。
ですが、筋トレをすることで見た目だけじゃない様々な変化が身体に起こります。その一つとして、若返り効果(アンチエイジング)があります。
この記事では、筋トレのアンチエイジング効果についてご説明します。
読んでいただければ、筋トレによっていつまでも若々しい身体を維持できるはずです!
筋トレによるアンチエイジング効果とは?
一般に、成長期を過ぎると30代をピークに筋肉量は低下していきます。
そうすると、見た目だけでなく、運動能力の低下、姿勢の悪化、疲れやすい、などの影響が身体に表れます。
これらを食い止めてくれるのが「筋トレ」です。
筋トレによるアンチエイジング効果は、主に三つあります。
- 見た目の向上
- 姿勢の安定
- 運動能力の向上
見た目の変化について
まず、見た目の向上ですが、ダイエット効果により引き締まった体を手にすることができる以外にも、筋トレによって分泌されるホルモンの影響があります。
ちょうどいいくらいの筋トレを行うと、その後あなたの身体から成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは、ざっくり言うと男性は男性らしく、女性は女性らしくしてくれるホルモンです。
ですから、定期的に筋トレによって成長ホルモンの分泌を促してあげれば、新陳代謝が高まることにより、肌や髪質などの状態も良くなり、若々しい見た目を保つことができるでしょう。
姿勢の安定について
次に、姿勢についてです。
加齢とともに、大腰筋、広背筋、大殿筋などの姿勢を安定させる大きな筋肉が衰えてきます。
すると、これまでの姿勢では体重を支えることが難しくなり、猫背になったり、肩があがったりしてしまいます。
そうすると、座っているだけでも腰が痛くなったり、肩が凝ったりして辛いですよね。(^^;
ですが、筋トレにより大きな筋肉を鍛えることにより、姿勢を改善することができます。やはり、背筋がピンと伸びた人の方が見た目も美しいですよね?
ちなみに、姿勢を安定させる筋肉は運動していなくてもカロリーをたくさん消費します。
ですから、そういった大きな筋肉が衰えることにより、基礎代謝(運動していなくても消費するカロリー)が減り、結果、同じだけ食べているようでも太ってしまうんですね。
ですから、姿勢が悪くなってくるとおなかが出てしまうのは、そういった理由によるものです。
運動能力について
最後に、運動能力の向上についてです。
筋トレは、筋肉を傷めつける単純作業と思われがちですが、(だからキツいと思われてしまいます(^^;) 実際は、身体の様々な構造を使って身体を動かしています。
ですから、筋トレをすることによって身体の神経系が発達し、普段から無理のない動きをすることができるようになります。
階段の昇り降りや、普段の何気ない作業をしていても、少し疲れやすくなってきた、という方も多いのではないでしょうか?
そういった方は、筋トレをすることでより楽に身体を動かすことができるようになります。
実際に、50代、60代の女性が筋力トレーニングを始めて、筋力を向上させることができた結果もあるようです。このように、人間の身体はいくつになっても身体能力を高めることができます。
まとめ
今回は、筋トレによるアンチエイジング効果についてご説明させていただきました。
あなたも、若々しい身体を維持するために筋トレを始めてみませんか?
やってみよう!自宅でできる身体づくり