フィットネスがブームになるだいぶ前から、女性にとってダイエットは永遠のテーマですし、男性も程よく筋肉がつき、脂肪も少ない「細マッチョ」を目指している人が増えていると思います。
どんな人も、憧れのカッコいい身体を目指してダイエットをされた経験があるのではないでしょうか。
ですが、とりあえず食べる量を減らして体重を落とすくらいしか思いつかず、数キロ減らしてみたけれど、自分が目指した体型とは違うなあ、と感じた経験のある方は多いと思います。
そして、まだまだ痩せないと!と思い、もっと食べる量を減らすのですが、それでも自分の身体に納得できず、無理して我慢して、ストレスで爆食いしてしまいリバウンド、という失敗を経験された方は少なくないのではないでしょうか。
この記事では、ダイエットのために適切な食事や運動についてご紹介します!
目次
あなたがダイエットする目的は?
質問をしましょう。あなたがダイエットをする目的は何ですか?
もしかしたら、テレビで活躍しているタレントさんやスポーツ選手のような身体に憧れて、少しでもそんな人たちに近づきたい、と思ったからかもしれませんね。
多分、病的にやせこけた身体になりたい、と思ってダイエットを始めた方は少ないと思います。
それ以外にも、スタイルをよく見られたいとか、異性からモテたいなどの理由からダイエットを始める方もいるでしょう。
古来より、日本では特に女性は身分によっては、あまり女性らしさを強調した体型が良しとされていなかった時代もあったようです。
ですが、今は異性や周りからどう思われるかよりも、あなた自身がカッコいい!と思える身体に近づくためにダイエットやフィットネスに取り組む時代だと思います。
ですので、周りの目を気にしてダイエットを始めた方は、もう一度あなた自身がなりたい身体を明確にしてみてはいかがでしょう。
食べないダイエットはあり?
ダイエットに関する知識があまりない人が、最初にやってしまうのは「食べないダイエット」だと思います。
一日一食とか二食にしてしまい、食べてもサラダなど基本的にカロリーの少ないものを食べるダイエットです。
確かに、「食べないダイエット」でも20代くらいまではそれなりの体型を維持できるかもしれません。
しかし、5年後、10年後のあなたのカッコいい身体を手にするには、やはり、食事と運動を組み合わせる必要があります。
ですから、これからあなたがダイエットに取り組む際には、何を食べないか、ではなく、何をどれだけ食べるかに考え方を変えてみてください。
ダイエット中に食べるべきものは?
基本的に私は、ダイエット中であっても量を食べ過ぎなければ何を食べても大丈夫と考えています。
それぞれ生活スタイルがあると思いますので、食事のとれる時間はあなた自身の毎日のリズムの中で決めてください。
できれば、毎日同じ時間に同じ量食べられるのが理想です。
例えば、朝、晩は家で食べたとして、それ以外に外食を一度するとします。
間食は移動時間に取るとして、それが昼間の時もあれば夕方の時もある、くらいの違いは特に気にする必要はありません。
間食はコンビニのおにぎりでも、チョコレートなどのおやつでも大丈夫です。
1日のうちカロリーを摂取する回数を決めたら、それ以外におやつやジュースなどからカロリーを摂取するのは極力控えてください。
知らず知らずのうちにカロリーがオーバーしていた、ということになりかねません。
本当に忙しくて、毎日食べる時間がバラバラ、という方も大丈夫です。
少しづつあなたの生活スタイルの中で調整できる範囲でやっていきましょう。
すぐに効果を求めるのではなく、まずは現状維持、くらいの気持ちで取り組んでみてください。
ダイエット中の運動は?
次に、運動についてですが、やはりこれは「筋トレ」が一番効果的になります。
女性であれば、「筋トレをしたらごつごつした身体になるんでしょ?」とか、男性であっても、「別にボディービルダーみたいにムキムキになりたいわけじゃないし」とか思うかもしれません。
ですが、外から見える筋肉だけでなく、あなたの身体は内臓を含む様々な筋肉が毎日頑張ってくれるおかげで活動できています。
それらの筋肉は、ダイエットや加齢により、徐々に減ってしまいます。
しかし、筋トレをすることで基礎代謝(運動せずに消費するカロリー)を減らすことなく効率的に脂肪を減らし、引き締まったからだを作ることができるのです。
ですから、筋トレは今のあなたの筋肉を維持する、というイメージを持ってください。
何もせず、10年後に同じ筋肉量を維持できる人はいません。
また、過度なダイエットでも筋肉量が減り、脂肪だけ残る、というようにカッコいい身体は得られません。
筋トレをすることであなたの体型をそのまま維持し、無駄な脂肪だけを減らすことができるようになります。そうして手に入れた身体は、5年、10年たっても維持することができます。
確かに、成長期を過ぎて筋肉量を増やそうと思ったら、それなりのメニューをこなさないといけません。
しかし、引き締まった体を手に入れるためには、ハードに追い込まなくても、一回10分程度の筋トレでも効果を得ることができます。
まずは、週2,3回から始めてみませんか?
ダイエットや身体づくりを三日坊主で終わらせないためには?
まとめ
今回は、ダイエット中の食事と運動についてご紹介させていただきました。
どんなことであっても、無理なことは長続きしません。
身体づくりは、継続しなければ効果を実感することはできませんので、あなたが続けられる範囲で初めて見て下さいね。