クリーンに筋トレを続けるためにやるべきこと

最近、筋トレ界隈でアナボリックステロイドの話題がかなりホットになってきています。

私自身、筋トレをしているものの端くれとして、どうしてこうまでもドーピングが筋トレ界隈で問題となってしまうのか考えてみました。

この記事を読んでいただければ、安易に薬物に手を染めないためにすべきこと、クリーンに筋トレを続けるためにやるべきことについての理解が深まるのではないかと思います。

ステロイドを使ってしまう理由

私は筋トレ効果を得るために薬物を使用したことはないため、想像でしかありませんが、アナボリックステロイドを利用してしまう理由はいくつか考えられます。

  1. ボディビルやフィジークのプロとして世界で戦いたいため
  2. デカい人が使っていると聞いたから
  3. ナチュラルで筋トレしていて限界を感じたから

以上の三つが主な原因ではないでしょうか。

ボディビルやフィジークのプロとして世界で戦いたいため

YoutubeなどのSNSが発達した現在、海外で活躍しているボディービルダーやフィジーカーの動画や画像を目にして、格好いいな、あんなふうになりたいな、と思う若い方は少なくないかもしれません。

そういったプロ選手を目指して筋トレを始め、頑張っているうちに、ネットの情報などからプロの選手と戦うためには薬物の使用が不可欠であると知るのでしょう。

そのような人は確固たる決意のもとに薬物を使用しているのでしょうから、おそらく周りが止めたところで聞く耳を持つとは思えません。

ただ、私の意見としては、ある程度アマチュアで結果を出してからでも遅くはないと思います。

そして、やるなら信頼のできるアドバイザーや医師に相談してやってもらいたいものです。

一番救いようがないのは、心や身体の健康を害してまで薬物を使用したものの、結局選手としても結果を出せず、できることと言えば地元のトレーニングジムでデカい顔ををするだけ、というものですから。

デカい人が使っていると聞いたから

現在は、ネット上で様々な情報が錯綜している時代ですから、あの人はステロイドを使っている、あの人は使っていない、といった手のネット記事は山ほど出てきます。

その中で、デカい人は使っていると信じ込み、自分もデカくなるには薬物を使わなくてはならないと思ったのかもしれません。

確かに薬物を使って身体を大きくした人は世の中にはたくさんいるかもしれませんが、使わずに筋肉を肥大させることに成功した人だってたくさんいます。

同じ情報を信じるなら、もっと幅広く視野を持ち、自分にとってメリットのある話に耳を傾けてみてはいかがでしょう。

はっきりいって、筋肥大目的のために、健康な身体に薬物を投与することは身体に大きな害を与えます。

もし憧れている人や、信用している人が仮に「アナボリックステロイドを服用しなくてはデカくなれないんだよ」とささやいたとしても、自分に害のあることをする前にもう一度、筋トレのこと、栄養のことについてしっかりと情報を得て、本当にそれだけが理想とする身体を得るための方法か考えるべきでしょう。

ナチュラルで筋トレしていて限界を感じたから

筋トレを始める理由は人それぞれだと思いますが、初めからアナボリックステロイドの服用を前提として始める人はほとんどいないと思います。

まずは自分なりに筋トレしてみて、少しずつ筋肉が発達していくことを感じられたものの、数年続けていると、自分の身体があまり変わっていないことを感じ、限界を感じた時、アナボリックステロイドを使えば、劇的に変化を得られるのではないかと考えてしまうのかもしれません。

何を隠そう、私も筋トレを始めたての頃はそう考えたことのある一人でした。

ジムに通い始めるまでの数年間は、自宅でダンベルなどを使用して筋トレを続けていたのですが、当然自宅でできることには限界があり、自分の身体が思うように変わっていかないことに歯がゆさを感じ、薬物を使用すればもっと変化が得られるのかな、と思ってしまったこともあります。

当然、使用するまでは至らなかったのですが、その後、ジムに通うようになり、自分の身体が変化していくことを実感し、パワーリフティングやボディビルなどの競技に参加するようになってから、本当にその頃に魔が差さなくて良かったと思います。

一度でも薬物を使用してしまったら、そのような競技に参加することは許されませんからね。

ですから、ナチュラルで筋トレをしていて限界を感じている人は、本当にそれがその人の限界なのか、もう一度よく考えてみる必要があるのではないでしょうか。

それについてもう少し、掘り下げてみたいと思います。

なぜデカくなれないんだ?

筋トレをする目的は人それぞれでしょうが、筋肥大を目的として筋トレをする場合、一番理解しておかなくてはならないのは、オーバーロードの原則に則って筋肉は発達するということです。

オーバーロードとは、筋肉が出せる力以上のストレスをウエイトトレーニングによって発達させたい筋肉に与える、というものです。

つまり、毎回のトレーニングでより強い刺激を筋肉に与えていこうとしなければ、筋肥大することはない、ということです。

巷では、スクワットが良いとか、肩ならサイドレイズが良いとか、もしくは筋肉に効かせる方法とか、何セットやるのが良いとか、何時間やるのが良いとか、様々な情報があふれていると思いますが、どんな方法をとったとしても、筋肉をオーバーロードできていなければ筋肥大はしないと言っても過言ではないと思います。

そのために、ボディビルなどのトップ選手は自分達なりの方法で筋肉を過酷に追い込んでいるわけです。

その人の種目やフォーム、セット数やトレーニングルーティーンを真似したとしても、現実問題としてトレーニングをする人の筋肉がオーバーロードできているかどうかが問題なわけで、その課題を差し置いて、筋肥大はあり得ません。

実際、1時間でオーバーロードできる人もいるでしょうし、じっくり2時間、3時間かけてする人もいるでしょう。そこは大きな問題ではなく、結果としてその人の筋肉が強い刺激を受け、次のトレーニングまでにしっかり回復し、今度はもっと強い刺激でも大丈夫だよ、という状態にならなくてはならないわけです。

それを毎回のトレーニングで週5,6日、そして毎週休まずやろうと思うと、ゾッとしますよね。(笑) 今日これだけしんどいのに、今度はどれだけ追い込まなくちゃならないんだ、と。

でもそれこそがナチュラルで筋肉を肥大させる唯一の方法であり、それ無くては憧れのデカい身体になることはできません。

ナチュラルで筋トレ効果を得るためには

それでは、どのようにすればアナボリックステロイドに頼らず筋トレ効果を得ることが出来るのでしょうか。

まず、一番大切なことは、継続することです。

オーバーロードの原則に従うためには、今できることよりも2か月後、3か月後により強い刺激に筋肉が耐えられるようにならなくてはならないわけですから、長期間続けることが前提となります。

とは言っても難しく考える必要はなく、スクワットやベンチプレスで60kgが10回挙げられる人であれば、数か月後に62.5kg、65kgで10回できるようになることを目指していけば良いわけです。

ですので、いきなりトップ選手の真似をするのはやめましょう。(笑)

かと言って、まったくトップ選手のトレーニングが参考にならないかと言えばそんなことはなく、フォームや効かせ方、トレーニングに臨む際の心の持ちようなんかはどんどん参考にすべきと思います。

ただ、いきなりトップ選手と同じようにやろうとすれば、身体がぶっ壊れるか、トレーニングが嫌になってしまうかもしれないということです。

彼らは長年の経験のもとに現在のトレーニング法を実践しているわけで、初めから同じようにやるのは無理というものです。

もし仮に一度だけ歯を食いしばって同じメニューをこなしたとしても、一回のトレーニングで身体が大きくなるわけではありません。

まずは、スクワットやベンチプレスなどの基本種目で少しずつ重量を伸ばしていき、フォームや筋肉の使い方などを研究し、目標を立てるのも良いと思います。

来年までに、ベンチプレス100kg挙げてやる!など、一つ一つ目標を達成しながら、楽しんで続けるのが良いのではないでしょうか。

ベンチプレスでそれなりに自分の納得する重量が挙げられるようになったら、そろそろダンベルを取り入れてみよう、とか、マシンでもっと大胸筋に効かせられる種目もやってみよう、とか少しずつボリュームを増やしていくのもアリだと思います。

よく、”Bodybuilding is not a sprint it’s a marathon.”(ボディビルは短距離走ではなく長距離走だ)と表現されることがありますが、今すぐ結果を出そうとするのではなく、1年後、5年後の自分を想像しながら身体を作っていくのがボディメイクの醍醐味なのではないでしょうか。

まとめ

今回は、クリーンに筋トレを続けるためにやるべきことについて紹介させていただきました。

参考になれば幸いです。

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