身体づくりのために筋トレを始めたけれど、なかなか効果が得られない、という方は、食事に問題があるかもしれません。
とは言ったものの、何を食べたらいいのか、食べない方がいいのかわからない方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、筋トレの効果を高める食生活についてご説明させていただきます。
読んでいただければ、今後の、筋トレライフをさらに充実させることができるはずです!
筋トレと食事の関係って?
自宅やジムで筋トレをする目的は様々あると思います。
ダイエットをして痩せたい、健康でいたい、筋肉を大きくしてメリハリのある体にしたい、などでしょうか。
そういった目的を達成するため、自宅だったら、ダンベルを使ったり、自重トレーニングをすると思いますし、ジムならマシンや有酸素運動をすると思います。
そして、そういったトレーニングの効果を最大限に高めてくれるのが「食事」です。
ダイエットをされているのであれば、食事量を抑えなくてはいけないでしょうし、身体を大きくしたいのであれば、たくさん食べる必要があります。
ハードにトレーニングしている人であれば、身体を回復させるために必要な栄養素を十分に摂取する必要があるでしょう。
どんな目的であれ、筋トレは食事があってこそ効果を得られるのです。
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適切な食生活は?
それぞれの目的に合わせた食事をとるべきだと思うのですが、私は基本的にトレーニングをされている方がとるべき食事ってそれほど変わらないと思うんですね。
変わるとしたら「徹底度」です。
身体づくりに取り組んでいる人の中には、一年中同じような食事をとっている方もいますし、週に一回は外食して好きなものを食べる人もいます。
また、昼食は外で好きなものを食べ、朝と晩は健康に気を使った食事をとる人もいるでしょう。
お酒もほとんど飲まない人もいますし、週末だけ飲む人もいます。
また、1日の量を決めて毎日飲む人もいますし、様々です。
どんなやり方でもその人の生活スタイルの中で続けていけるのであれば、その食事がその人にとってトレーニングの効果を高めてくれるでしょう。
ただ、私がこれからトレーニングで体づくりに励んでいこうという方にお勧めしたい食事法は、あなたが一年、二年と続けられる食事をしていただきたい、ということです。
色々と本屋ネットで調べられて、カロリーはこれくらい、タンパク質、炭水化物の量はこれくらい、など数字ばかりを気にすると嫌になってしまいます。
まずは、あなたの生活習慣の中で現実的に続けられるか?を基準に食事の内容を考えてみてください。
例えば、ラーメンが大好きな人で、でもラーメンはダイエットによくないと思っているとします。
それならば、3か月絶対ラーメンを食べない!とするよりも、週末だけ好きなラーメン屋さんに行くとか、自分で麺や野菜、お肉、スープなどを買ってきてヘルシーなラーメンを作るなどした方が、長期的にあなたの身体を良くしていくことができます。
増量、減量って必要?
近年、フィットネスブームに加速がかかり、ボディビルやフィジーク、そしてフィットネスビキニなどの身体を競い合う競技も良く知られるようになりました。
私もそういった競技のファンなのですが、それらの競技者の食事があまりよくない形で身体づくりに取り組まれている人たちに影響を与えていると思います。
それが、「増量」と「減量」です。
普段の生活でたくさん食べて筋肉を大きくし、競技に出場する3~4か月前くらいから食事の量を減らし、身体を絞るというものです。
大会の数日前には、鳥の胸肉とブロッコリーだけ、水分もほとんどとらない、という人もいらっしゃいます。
どうしても、テレビやインターネットなどのメディアではそのような極端な食事にスポットがあてられてしまいます。
そこだけ見せられると、男性のムキムキの身体や、女性の細く、くびれたウエストはそのような食事をし続けないと作れないと思ってしまいます。
私も、ジムでトレーニングをしている、と言うと、「鶏のささみしか食べないの?」といったことを聞かれることがあり、またか(笑) と思います。
確かに、私は普段の食事では唐揚げやてんぷらなどの揚げ物を食べることはありませんし、外食もすることは少ないです。
ですが、ごはんやお蕎麦などの炭水化物は一日四回食べますし、トレーニング中とトレーニング後には糖質の入ったドリンクを飲みます。
麺や野菜、お肉などを買ってきて自宅で焼きそばやラーメンを作って食べることもあります。(^^)
ですから、イメージとしてはお母さんが子供に作ってあげるような食事を一日四回とっているといった感じです。(笑)
私の母も、お弁当には冷凍食品の唐揚げを入れることもありましたが、日本食は非常に優れていて、一度の食事で必要な炭水化物、タンパク質がしっかりとれて、脂質もそれほどオーバーすることはありません。
何を食べたらいい?
身体づくりに、極度の食事制限は「百害あって一利なし」です。
私の印象では、ボディビルの世界でもトップの選手ほど、大会前であってもしっかりと食事をとっていると思います。
そのほうが、力強い身体を維持できると思うんですね。
社会人の方も学生さんも、忙しい方が多いと思うので、なかなか自分の思う食事がとれないのが現実だと思います。
毎朝、四食分のお弁当をもって外出することができる人なんていないと思います。(^^;
ですが、今は本当に便利な世の中です。
コンビニもありますし、外食でも自分でほしいおかずを選べるような定食屋もあります。
たとえそれがフライドチキンであっても、食べないよりは食べたほうが絶対に良いです。
できれば、一日三回は「お母さんが小学生の子供に食べさせたいと思う食事」をとってみてください。
外出中の間食は、コンビニのおにぎりでも、ジュースでも何でもいいと思います。
トレーニングやダイエットに励まれていて、なかなか身体が変わらない、という方は少し食事を見直してみてはいかがでしょうか?
身体づくりのためのトレーニングと食事って?
まとめ
今回は、筋トレに必要な食生活についてご説明させていただきました。
現代では、様々な食材が世に溢れていて、何を食べたらいいか迷うことも多いと思います。
ですから、急にすべての食事を変えようとするのではなく、一日のうち一食、二食から、できる範囲で変えていってみてくださいね。