トータル500kgへの道 ベンチプレス⑩(7/21)

トータル500kgへの道

今日はベンチプレスの日。今朝の体重は76.5kgでした。

まずアップは60kgで3reps、80kgで2reps行い、久しぶりに100kgを1rep挙げました。やはり重たかったですが以前ほどじゃないかなと思いました。(^^;

続いて、メインセットとして、90kgで2repsと85kgで3reps行いましたが、これはかなりギリギリでした。数か月前に90kg4repsが全然しんどくなかった記憶があるので、これはおかしいなと思い、スクワット、デッドリフトは少しずつではあるが伸びているので、何でベンチプレスだけこれほど落ちているのだろうと考えました。

やはり、ある時から足の位置をだいぶ頭側に寄せて行っていたことが原因ではないかと思い、本来はそこで終わるはずだったのですが、少し足を楽にセッティングしてもう一度ベンチプレスを行うことにしました。

4スタンス理論によると、ひざを安定させて股関節で力を出しやすいAタイプと、股関節を安定させてひざで力を出しやすいBタイプに分かれます。

私はAタイプですので、足を引きすぎるとひざからみぞおちにかけてのアーチが直線になってしまい、股関節が窮屈になることで下半身の力を上半身に伝えきれていない状態でした。

ブリッジを組んで、肩甲骨を寄せるときに、お尻がスムーズに動くような位置でセッティングをすると、骨盤が立ちお尻をベンチ台に押し当てるような形で、ひざからでなく、骨盤からみぞおちにかけての高いアーチを維持しながら、足の力をうまく上半身に伝えられてるようになったと思います。

こちらの動画では、世界チャンピオンの児玉大紀選手が足の位置についても説明されていますが、あまり足を引きすぎると大腿四頭筋などが窮屈になり、足の力をうまくシャフトに乗せられない、お尻も浮いてしまう、と言われています。

ちなみに児玉選手はA1タイプなので、ひざを安定させ骨盤を柔らかく使うことで力を発揮することができます。ですが、選手によっては、柔軟性のある選手は特に、かなり頭側に足を引いてベンチプレスを行う人もいます。私も、足を引いた方がアーチを高く維持できると思っていましたが、これはその選手の特性に大きく左右されるのでしょう。

おそらくですが、足の位置とアーチの高さは直接的な関係にないと思われます。股関節や背中の柔らかさ、そして体の厚みによってアーチの高さはある程度決まってしまうと思われるので、無理して高いアーチを維持するために特別なことをする、という意識は持たない方が良いのかもしれません。また、アーチの高い選手が必ずしもベンチプレスが強いというわけでもないと思います。

むしろバーをおろす時の肩甲骨の操作や、挙げるときのひざ、骨盤の動きが安定することで、自分の身体を最大限に使うことができ、スムーズな動きの中で重たい重量を挙げることができるようになるのでしょう。

その後、新しいフォームで60kg3repsと80kgで2reps行い、最後に70kgで3repsと5reps行いました。その後も、シャフトのみで何度か動きを体に覚えこませるためにベンチプレスを行い終了しました。

本当にベンチプレスはスクワットとデッドリフトと違い、自分のイメージしている動きと実際に自分に適した動きが違うということが多くあります。

これがいい、と思っていても、自分に合っていない動きだったりしてしまうことで、重量が落ちたり、腰が浮いてしまったりします。

ですので、一つのことが改善されても、他のことがズレてしまうことでむしろパフォーマンスが落ちることもあり、全てがそろって上達しないとなかなか伸びていかない難しい種目だと再認識しました。

それだけに、練習をするたびに毎回発見がありますし、面白い種目ではあるのですが。(^^;

今日は、その後インクラインチェストプレスマシン、ペックデック、プルオーバーのマシンを行いトレーニング終了です。また次回、LBPの日に少し普段のナロー足上げの代わりに、フォームを定着させるための練習をしたいと思います。(^^♪

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