トータル500kgへの道 スクワット158(11/26)

トータル500kgへの道

11/26 SQ 体重83.45kg 

アップは20kg6reps、60kg5reps、100kg2repsで、トップシングルが①125kg1rep(RPE7)、②130kg1rep(RPE8)、③135kg1rep(RPE8)、メインセットは①110kg6reps(RPE7)、②110kg6reps(RPE8)、③115kg5reps(RPE9)、メモリセットは①120kg3reps(RPE8)、②120kg3reps(RPE8)です。

前回、少し右足の調子が良くなかったので、ビッグスリーの練習はしばらくお休みし、2週ぶりの本格的なスクワットになります。

トップシングルは135kgまで、メインセットはかなり軽めで110kgから行いました。

感覚としてはそれほど悪くなかったと思います。

トレーニングを週五日に変更し、ボリュームも少なめにしています。

やはり疲労とうまく付き合っていくことが伸ばしていく上では大切なのでしょう。

毎回、ピークアウトする前に重量を落とし、うまく疲労を抜きながら練習を継続していきたいと思うのですが、どうしてもまだ少し重たくできるのではないかとギリギリまでやってしまい、身体の不調が感じられてやっと休むといった感じが多いです。

そのあたりも、より敏感に攻めるべきなのか、守るべきなのか、自分の身体の状態を踏まえ判断できるようになっていきたいと思います。

スクワットの後は、脚の補助種目を行い、今日のトレーニングは終了です。

トータル500kgへの道 デッドリフト157(11/16)

トータル500kgへの道

今日はデッドリフトの日です。今朝の体重は83.00kgでした。

アップは60kg6reps、100kg3reps、140kg1repで、トップシングルが①150kg1rep(RPE7)、②160kg1rep(RPE8)、③167.5kg1rep(RPE9)、メインセットは①140kg5reps(RPE8)、②140kg5reps(RPE8)で、メモリセットは145kg3reps(RPE8)です。

続いて、ナローデッドは125kg6repsを2セットと、130kg4repsを1セット行いました。

前日に久しぶりになれない革靴で遠出したので、じゃっかん足腰に疲労がありましたが、問題なくトレーニングすることが出来ました。

トレ後に気付いたのですが、骨盤の上のあたりにパワーベルトと擦れたのか内出血のような形になって腫れていました。

よくそのあたりに痛みを感じることがあるので、フォームが変わったせいなのかと思うのですが、ベルトの位置もまた見直さないといけないかもしれません。

デッドリフトの後は、背中とハムストリングスの補助種目を行い、今日のトレーニングは終了です。

トータル500kgへの道 ベンチプレス157(11/13)

トータル500kgへの道

11/13 BP 体重82.90kg

アップは20kg8reps、60kg5reps、100kg1repで、トップシングルが(止めあり)①105kg1rep(RPE8)、②110kg1rep(RPE9)、③112.5kg(失敗)で、メインセットは①95kg8reps(RPE9)、②95kg8reps(RPE9)、③97.5kg6reps(RPE9)で、メモリセットは①100kg4reps(RPE9)、②100kg4reps(RPE9.5)です。

その後は足上げナロー82.5kg10repsを1セットと、82.5kg9repsを1セット、止めあり82.5kg5repsを2セット行いました。

今日もベンチプレスのみでトレーニングは終了です。

トータル500kgへの道 スクワット157(11/12)

トータル500kgへの道

11/12 SQ 体重82.50kg 

アップは20kg6reps、60kg5reps、100kg2repsで、トップシングルが①135kg1rep(RPE8)、②140kg1rep(RPE9)、③142.5kg1rep(RPE9)、メインセットは①122.5kg6reps(RPE9)、②122.5kg6reps(RPE8)、③125kg5reps(RPE9)、メモリセットは①127.5kg3reps(RPE8)、②127.5kg3reps(RPE9)です。

トップシングルは142.5kgまでできたので、ここからは慎重に上げていこうと思います。

メインの122.5kgは1セット目がじゃっかん重く、途中で終わろうかと思ったのですが、気合で6発やり切ったところ、次のセットは少し楽にこなすことが出来ました。

スクワットの後は、脚の補助種目を行い、今日のトレーニングは終了です。

トータル500kgへの道 デッドリフト156(11/9)

トータル500kgへの道

今日はデッドリフトの日です。今朝の体重は82.80kgでした。

アップは60kg6reps、100kg3reps、140kg1repで、トップシングルが①150kg1rep(RPE7)、②160kg1rep(RPE8)、③165kg1rep(RPE9)、メインセットは①132.5kg5reps(RPE7)、②132.5kg5reps(RPE6)、③137.5kg5reps(RPE7)、④137.5kg5reps(RPE8)で、メモリセットは142.5kg3reps(RPE8)です。

続いて、ナローデッドは122.5kg6repsを2セットと、127.5kg4repsを1セット行いました。

今回からまた意識を変えたのですが、変えた点としては、骨盤をなるべく後傾したまま動作を行うことで、みぞおちのあたりを軸に引くということです。

腸腰筋という筋肉は起始部が胸椎にあり、停止部が大腿骨の小転子というところになるのですが、胸椎、つまりみぞおちのあたりから足が生えている意識で、というのはスポーツや武道の世界などではよく言われることだと思います。

腸腰筋は姿勢を保ったり、身体を前進させるのに重要な役割を果たす筋肉ですが、どんなスポーツであっても下半身の動きをいかに上半身、そして体の末端に伝えるかにみんな苦心するわけです。

その際、腸腰筋の動きが下半身、特にハムストリングスや内転筋の働きと連動することで、地面に対する反力、つまり床を蹴った力を無駄なく上半身に伝えることが出来ます。

デッドリフトの場合、床に置いてあるバーベルを腕で引くわけですが、腕は肩関節から生えている、という意識で動作を行うと、バーベルの真上には肩関節が位置する形になります。

しかし、これだと腕の意識が強くなってしまい、作用する筋肉としては上腕骨に付着する広背筋、そして広背筋にテンションがかかることにより骨盤は前傾し、大腿四頭筋にストレスがかかってきます。

大腿四頭筋は身体が前進するのにブレーキをかける筋肉ですから、結果として地面の反力を無駄なくバーベルに伝えることはできません。

むしろ、バーベルの真上にみぞおちがくるようにセッティングすることによって、肩関節ではなく、鎖骨の作用によって腕がバーベルを引き上げる形になり、腸腰筋が胸椎を引っ張ってくれるので下半身の力がうまく連動するように感じます。

特にワイドデッドリフトの場合、カギはいかに大腿四頭筋のストレスを減らすか、というものだと思います。

力がもともと強い人なんかは、膝を伸ばす力で地面を蹴り、そして背中を収縮する力で身体を起こすことで、バーベルを引っ張り上げることでもある程度の重量を扱うことが出来るでしょう。

しかし、いかに地面の反力を利用するかというところにフォーカスすると、このような筋肉の働きは、下半身の動きを上半身に伝えるのにブレーキをかけてしまうことがあります。

特にトップで詰まってしまう人なんかは、大腿四頭筋や背中の筋力に頼りすぎてしまっているのかもしれません。

今回は、前回137.5kg5repsが苦しかったので、132.5kgからメインセットをスタートしたのですが、軽かったので、その後137.5kg5repsを2セット行いました。

次回は、140kgに上げて行う予定です。

その後のナローデッドも同じ意識で行おうとしたのですが、ベルトが右側の骨盤に当たり、かなり肉が挟まったように痛かったので、やや身体を起こして行いました。

ですので、やはりナローデッドの場合は、大腿四頭筋や背筋群の作用が強めなのかもしれません。

デッドリフトの後は、背中とハムストリングスの補助種目を行い、今日のトレーニングは終了です。

筋肉をつけるための効率的な食事方は?

11月になり、朝晩は特に冷える日が増えてきました。

夏に向けてダイエットされていた方も、そろそろ減量に区切りをつけ、筋肉をつける増量期に入っているのではないでしょうか。

今回は、増量期において筋肉を効率的につけるための食事法についてご紹介したいと思います。

とは言っても、高タンパク、高炭水化物、などについては巷でよく言われていることなので、あえてここで触れる必要はないでしょう。

むしろ、たくさん食べることが難しかったり、体脂肪をなるべくつけずに筋肉を大きくしたい方に参考になれば幸いです。

タンパク質の量を増減してみよう

巷でよく言われている、筋肉をつけるために必要なタンパク質の量は体重の2倍グラムだったり、3倍だったり、あるようですが、実際、どのようにして自分に合ったタンパク質の量を見つけていけば良いのでしょうか。

タンパク質の量をどの程度にすればよいか迷っている方にアドバイスしたい方法は、たんぱく質の量を増減してみることです。

まずはざっくりとで良いので、この程度なら無理なく毎日食べられるタンパク質の量を設定します。

人によっては、体重の2倍かもしれませんし、あるいは、食材で、全卵3つと鶏肉500g、というように決めても良いと思います。

いずれにしても、この段階では無理なく毎日摂取できる量であることが重要なので、食べていて気分が悪くなってしまったり、おなかを下してしまうのであれば、その量は適切でないということになります。

しばらくはその量で様子を見て、もし身体の変化が見られないとか、量に慣れてきて、もう少し食べられそうであれば、増やしてみるのもアリでしょう。

その際も急激に増やすのではなく、少しずつ増やしていくことで、胃腸の負担を軽減できるはずです。

もし、疲労が抜けなかったり、胃腸に不調を感じたら、量を減らす必要があるかもしれません。

その場合、継続して量を減らすのであれば、増やす場合と同様に、少しずつ量を減らしてみて様子を見ましょう。

もし一時的に減らすのであれば、数日間はタンパク質の量を極端に減らしてみて、その期間炭水化物や脂質の量を調整し、空腹になりすぎないようにしてみてください。

ダイエットと同じで、増量期であっても、同じ食材を食べ続けていたら、嫌になってしまったり、身体が拒否反応を示すということはあり得ると思います。

そうなった場合でも、無理して決めたものだけを食べたからと言って、吸収がうまくいかなければ筋肉は大きくならないですし、そもそも嫌々食べたものが身になるとは思えません。

ですので、そのような時は、一日身体を休めて好きなものだけを食べるでも良いですし、数日間はタンパク質の量を減らして、うどんやそばなどの消化に良いものを中心に食べるなどしてみましょう。

胃腸の具合がよくなったら、また以前のタンパク質量に戻し、トレーニングもガンガン追い込んでいけば、継続して筋肥大させることが出来るはずです。

食材を変化させてみる

基本的に、タンパク質食材は脂質や炭水化物食材と比べ、カロリー比では割高になるものが多いです。

ですので、金銭的に余裕がある範囲でということになるのですが、タンパク質は様々な食材から摂取するのが効率的です。

健康面から考えても、アレルギー反応や添加物などに対する身体の反応は量に依存するので、少量では問題なくても、大量に継続して摂取することで、身体に不調をきたすということがあり得ます。

「健康でなくとも筋肉がつけばいいんだ!」という人であっても、身体が栄養素を吸収しやすい環境を作ってあげなければならないので、あまり同じものだけを採り続けるのはお勧めできません。

ただ、毎日違うメニューを考えるのはボディメイクをしている人にとって手間になってしまうことが多いので、中心となる食材を決めておいて、日によって変えてみるというのが良いかもしれません。

例えば、鶏肉を毎日食べる人であれば、日によって豚肉にしたり、魚にしたり、もしくは、朝は卵、昼は鶏肉、晩は魚というように変化をつけるのもアリだと思います。

ただ、個人的な意見になりますが、あまりプロテインパウダーにだけに頼ってしまうのもお勧めできません。

確かに、忙しい人や、食の細い人にとって、調理の必要がなく、吸収もしやすいプロテインパウダーは便利だと思います。

しかし、タンパク質の量を稼ぐためだけに、プロテインパウダーを大量に摂取したとしても、それが全て吸収されるとも限りませんし、そもそも設定している一日のタンパク質量が多すぎるということもあり得ます。

前述した内容と被るかとは思いますが、まずは固形物で無理なく毎日摂取できるタンパク質量を設定し、もし必要であれば、空腹時などにプロテインパウダーを採るようにしてみてはいかがでしょうか。

炭水化物を変えてみる

日本人であれば、日常的に白米を食べる人は多いと思います。

白米のメリットとは、なんといっても消化しやすく、吸収も早いというものではないでしょうか。

増量期も減量期も白米を食べるボディビルダーはたくさんいらっしゃるように思います。

ですが、もしあなたが肉や魚のみからタンパク質を摂取することが難しいようであれば、白米のみから炭水化物を摂取するのはあまり効率的ではないかもしれません。

そこでお勧めする食材は、麺類です。

うどんやそば、パスタなどは、一食で10g以上のタンパク質を摂取することも可能です。

仮に三食麺類にした場合、それだけで4,50gのタンパク質を摂取することが出来ます。

それを鳥の胸肉から採ろうと思ったら、200g以上食べないといけませんが、これは1食分の摂取量であり、消化にかかる負担を大きく軽減することが出来ると思います。

もちろん、麵類よりも白米の方が消化はしやすいので、肉類を多くしても白米にした方が負担が少ないのか、それは人によると思いますが、うまく組み合わせることで、効率的に炭水化物とタンパク質を摂取することができるはずです。

もし、肉類のみで十分なタンパク質を摂取することが難しいという方は、ぜひ炭水化物食材として麵類を摂ることを試してみてください。

 

まとめ

今回は、筋肉をつけるための効率的な食事法について紹介させていただきました。

参考になれば幸いです。

トータル500kgへの道 ベンチプレス156(11/7)

トータル500kgへの道

11/7 BP 体重83.00kg

アップは20kg8reps、60kg5reps、100kg1repで、トップシングルが(止めあり)①105kg1rep(RPE7)、②110kg1rep(RPE9)、③(なし)で、メインセットは①97.5kg5reps(RPE9)、②92.5kg8reps(RPE8)、③95kg6reps(RPE8)で、メモリセットは①97.5kg4reps(RPE8)、②97.5kg4reps(RPE8)です。

その後は足上げナロー82.5kg10repsを1セットと、82.5kg8repsを1セット、止めあり85kg5repsを1セット、80kg5repsを1セット行いました。

先週から疲労がかなりたまっているので、セット数は全体的に少なめにしています。

今後もしばらくはベンチプレスに関しては、この練習内容でやっていくつもりです。(これまでが多すぎた(^^;)

前回成功した110kgは問題なく挙げられましたが、97.5kgがやや重くて五発しか挙げられなかったので、92.5kgに落としました。

毎回の練習で重量を挙げていくと必ず疲労もたまりますし、単純に力の限界が訪れることもあるので、重量を調整する必要があるのですが、一気に10~20kg落としてそこから改めて上げていくのではなく、5~10kg程度下げて、様子見ながら伸ばしていくのが良いのかなと思います。

難しいところですが、短期的に重量アップを狙うためには、大幅に重量を変更してしまうのはあまり効率的ではないのかもしれません。

それでも、5~10kg重量を落としたら、少なくとも2,3週はある程度余裕のある重さになるはずなので、そこで気を抜かず、しっかりコンディションを整えながら練習を続けていくことでプラトーを避けることができるのではないかと考えています。

ただ、食事内容や単純な体調などにも影響されるので、時には思い切って身体を休めることも必要かもしれません。

最近、少しずつ気温も下がってきていて、ジム内もひんやりすることが増えてきたので、そのあたりも体調を崩さないように注意が必要ですね。

今回はベンチプレスの後の補助種目はカットで、今日のトレーニングは終了です。

トータル500kgへの道 スクワット156(11/5)

トータル500kgへの道

11/5 SQ 体重82.85kg 

アップは20kg6reps、60kg5reps、100kg2repsで、トップシングルが①140kg1rep(RPE8)、②145kg1rep(RPE8)、③150kg失敗、④150kg1rep(浅め)、メインセットは①130kg2reps(RPE9)、②120kg6reps(RPE9)、③120kg6reps(RPE9.5)、④122.5kg5reps(RPE9.5)、メモリセットは125kg3reps(RPE9.8)です。

トップシングルは145kgまでは順調だったのですが、150kgに挑戦しようという時に限って、少し気が散ることがありまして、そのせいとは思いませんが失敗してしまいました。

ただあまりにも不完全燃焼だったので、もう一度チャレンジしてみたのですが、筋力がだいぶ消耗してしまっていたのと、恐怖心からか、立つことはできたのですが、じゃっかん浅めとなってしまいました。

次回150kgに挑戦する時は、しっかりしゃがんで立てるようにしたいと思います。

ここのところ、ビッグスリーだけでなく、全ての部位において、かなり高強度、ハイボリュームでやってきて、重量も順調に伸びてきていることもあり、だいぶ疲労がたまっているのを感じます。

関節や筋肉の痛み等はおかげさまで気になるところはないのですが、トレーニング中、やトレーニング後に身体のだるさを感じたり、意識がボーっとすることが増えてきました。

いわゆるオーバーワーク状態なんだと思います。

経験上、このままずるずると行っていても良いことはないので、1週間ほど回復を優先させる期間を設けようと考えています。

そして、その後はボリュームの調整として、セット数の見直しや、種目の取捨選択も視野に入れながらトレーニングを計画していく予定です。

9月末の大会が終わってから食事もしっかりとれるようになり、トレーニング強度や使用重量もどんどん上がってきて、身体も一回り大きくなり、無理していた部分もあると思うのですが、このままプラトーに入ってしまうのは嫌なので、しっかり回復できてきたら、攻めるべきところは攻めていくつもりです。

今月で30代も後半に入りますが、ボディビル的にはまだまだこれからなので、40代に向けて頑張っていこうと思います。

スクワットの後は、脚の補助種目を行い、今日のトレーニングは終了です。

クリーンに筋トレを続けるためにやるべきこと

最近、筋トレ界隈でアナボリックステロイドの話題がかなりホットになってきています。

私自身、筋トレをしているものの端くれとして、どうしてこうまでもドーピングが筋トレ界隈で問題となってしまうのか考えてみました。

この記事を読んでいただければ、安易に薬物に手を染めないためにすべきこと、クリーンに筋トレを続けるためにやるべきことについての理解が深まるのではないかと思います。

ステロイドを使ってしまう理由

私は筋トレ効果を得るために薬物を使用したことはないため、想像でしかありませんが、アナボリックステロイドを利用してしまう理由はいくつか考えられます。

  1. ボディビルやフィジークのプロとして世界で戦いたいため
  2. デカい人が使っていると聞いたから
  3. ナチュラルで筋トレしていて限界を感じたから

以上の三つが主な原因ではないでしょうか。

ボディビルやフィジークのプロとして世界で戦いたいため

YoutubeなどのSNSが発達した現在、海外で活躍しているボディービルダーやフィジーカーの動画や画像を目にして、格好いいな、あんなふうになりたいな、と思う若い方は少なくないかもしれません。

そういったプロ選手を目指して筋トレを始め、頑張っているうちに、ネットの情報などからプロの選手と戦うためには薬物の使用が不可欠であると知るのでしょう。

そのような人は確固たる決意のもとに薬物を使用しているのでしょうから、おそらく周りが止めたところで聞く耳を持つとは思えません。

ただ、私の意見としては、ある程度アマチュアで結果を出してからでも遅くはないと思います。

そして、やるなら信頼のできるアドバイザーや医師に相談してやってもらいたいものです。

一番救いようがないのは、心や身体の健康を害してまで薬物を使用したものの、結局選手としても結果を出せず、できることと言えば地元のトレーニングジムでデカい顔ををするだけ、というものですから。

デカい人が使っていると聞いたから

現在は、ネット上で様々な情報が錯綜している時代ですから、あの人はステロイドを使っている、あの人は使っていない、といった手のネット記事は山ほど出てきます。

その中で、デカい人は使っていると信じ込み、自分もデカくなるには薬物を使わなくてはならないと思ったのかもしれません。

確かに薬物を使って身体を大きくした人は世の中にはたくさんいるかもしれませんが、使わずに筋肉を肥大させることに成功した人だってたくさんいます。

同じ情報を信じるなら、もっと幅広く視野を持ち、自分にとってメリットのある話に耳を傾けてみてはいかがでしょう。

はっきりいって、筋肥大目的のために、健康な身体に薬物を投与することは身体に大きな害を与えます。

もし憧れている人や、信用している人が仮に「アナボリックステロイドを服用しなくてはデカくなれないんだよ」とささやいたとしても、自分に害のあることをする前にもう一度、筋トレのこと、栄養のことについてしっかりと情報を得て、本当にそれだけが理想とする身体を得るための方法か考えるべきでしょう。

ナチュラルで筋トレしていて限界を感じたから

筋トレを始める理由は人それぞれだと思いますが、初めからアナボリックステロイドの服用を前提として始める人はほとんどいないと思います。

まずは自分なりに筋トレしてみて、少しずつ筋肉が発達していくことを感じられたものの、数年続けていると、自分の身体があまり変わっていないことを感じ、限界を感じた時、アナボリックステロイドを使えば、劇的に変化を得られるのではないかと考えてしまうのかもしれません。

何を隠そう、私も筋トレを始めたての頃はそう考えたことのある一人でした。

ジムに通い始めるまでの数年間は、自宅でダンベルなどを使用して筋トレを続けていたのですが、当然自宅でできることには限界があり、自分の身体が思うように変わっていかないことに歯がゆさを感じ、薬物を使用すればもっと変化が得られるのかな、と思ってしまったこともあります。

当然、使用するまでは至らなかったのですが、その後、ジムに通うようになり、自分の身体が変化していくことを実感し、パワーリフティングやボディビルなどの競技に参加するようになってから、本当にその頃に魔が差さなくて良かったと思います。

一度でも薬物を使用してしまったら、そのような競技に参加することは許されませんからね。

ですから、ナチュラルで筋トレをしていて限界を感じている人は、本当にそれがその人の限界なのか、もう一度よく考えてみる必要があるのではないでしょうか。

それについてもう少し、掘り下げてみたいと思います。

なぜデカくなれないんだ?

筋トレをする目的は人それぞれでしょうが、筋肥大を目的として筋トレをする場合、一番理解しておかなくてはならないのは、オーバーロードの原則に則って筋肉は発達するということです。

オーバーロードとは、筋肉が出せる力以上のストレスをウエイトトレーニングによって発達させたい筋肉に与える、というものです。

つまり、毎回のトレーニングでより強い刺激を筋肉に与えていこうとしなければ、筋肥大することはない、ということです。

巷では、スクワットが良いとか、肩ならサイドレイズが良いとか、もしくは筋肉に効かせる方法とか、何セットやるのが良いとか、何時間やるのが良いとか、様々な情報があふれていると思いますが、どんな方法をとったとしても、筋肉をオーバーロードできていなければ筋肥大はしないと言っても過言ではないと思います。

そのために、ボディビルなどのトップ選手は自分達なりの方法で筋肉を過酷に追い込んでいるわけです。

その人の種目やフォーム、セット数やトレーニングルーティーンを真似したとしても、現実問題としてトレーニングをする人の筋肉がオーバーロードできているかどうかが問題なわけで、その課題を差し置いて、筋肥大はあり得ません。

実際、1時間でオーバーロードできる人もいるでしょうし、じっくり2時間、3時間かけてする人もいるでしょう。そこは大きな問題ではなく、結果としてその人の筋肉が強い刺激を受け、次のトレーニングまでにしっかり回復し、今度はもっと強い刺激でも大丈夫だよ、という状態にならなくてはならないわけです。

それを毎回のトレーニングで週5,6日、そして毎週休まずやろうと思うと、ゾッとしますよね。(笑) 今日これだけしんどいのに、今度はどれだけ追い込まなくちゃならないんだ、と。

でもそれこそがナチュラルで筋肉を肥大させる唯一の方法であり、それ無くては憧れのデカい身体になることはできません。

ナチュラルで筋トレ効果を得るためには

それでは、どのようにすればアナボリックステロイドに頼らず筋トレ効果を得ることが出来るのでしょうか。

まず、一番大切なことは、継続することです。

オーバーロードの原則に従うためには、今できることよりも2か月後、3か月後により強い刺激に筋肉が耐えられるようにならなくてはならないわけですから、長期間続けることが前提となります。

とは言っても難しく考える必要はなく、スクワットやベンチプレスで60kgが10回挙げられる人であれば、数か月後に62.5kg、65kgで10回できるようになることを目指していけば良いわけです。

ですので、いきなりトップ選手の真似をするのはやめましょう。(笑)

かと言って、まったくトップ選手のトレーニングが参考にならないかと言えばそんなことはなく、フォームや効かせ方、トレーニングに臨む際の心の持ちようなんかはどんどん参考にすべきと思います。

ただ、いきなりトップ選手と同じようにやろうとすれば、身体がぶっ壊れるか、トレーニングが嫌になってしまうかもしれないということです。

彼らは長年の経験のもとに現在のトレーニング法を実践しているわけで、初めから同じようにやるのは無理というものです。

もし仮に一度だけ歯を食いしばって同じメニューをこなしたとしても、一回のトレーニングで身体が大きくなるわけではありません。

まずは、スクワットやベンチプレスなどの基本種目で少しずつ重量を伸ばしていき、フォームや筋肉の使い方などを研究し、目標を立てるのも良いと思います。

来年までに、ベンチプレス100kg挙げてやる!など、一つ一つ目標を達成しながら、楽しんで続けるのが良いのではないでしょうか。

ベンチプレスでそれなりに自分の納得する重量が挙げられるようになったら、そろそろダンベルを取り入れてみよう、とか、マシンでもっと大胸筋に効かせられる種目もやってみよう、とか少しずつボリュームを増やしていくのもアリだと思います。

よく、”Bodybuilding is not a sprint it’s a marathon.”(ボディビルは短距離走ではなく長距離走だ)と表現されることがありますが、今すぐ結果を出そうとするのではなく、1年後、5年後の自分を想像しながら身体を作っていくのがボディメイクの醍醐味なのではないでしょうか。

まとめ

今回は、クリーンに筋トレを続けるためにやるべきことについて紹介させていただきました。

参考になれば幸いです。

トータル500kgへの道 デッドリフト155(11/1)

トータル500kgへの道

今日はデッドリフトの日です。今朝の体重は81.95kgでした。

アップは60kg6reps、100kg3reps、140kg1repで、トップシングルが①170kg1rep(RPE9)、②175kg失敗、③なし、メインセットは137.5kg5reps(RPE9.5)です。

続いて、ナローデッドは120kg6repsを2セットと、125kg4repsを1セット行いました。

11月になりました。今年も残すところあとわずかですね。

今回は、トップシングル175kg失敗してしまったのですが、170kgが相変わらず重たかったので仕方ないかな、といったところです。

デッドリフトは1セット1セットの消耗が他の二種目より大きく、ピークアウトしやすいように思います。

スクワットやベンチプレスは、ギリギリの重さを扱った次のセットでも、何とか気合で乗り切ることが出来ることもあるのですが、デッドリフトの場合、体の芯から疲労してしまうというか、気合や根性ではどうにもならないような感じがします。

特に、トップシングルでギリギリを扱ってしまうと、その後のセットがかなりフラフラになり、力が出し切れないということがあります。

デッドリフトは特にトップシングルの重量設定に注意しなくてはならないのかもしれません。

例えば、トップシングルの重量が2,3週変わっていなくても、メインセットの重量を少しずつ伸ばすことを優先した方が、結果的に力が伸びているということがあるようにも思います。

次回からまた少し重量を落とし、頑張って練習していくつもりです。

ただまあ今回は、ナローデッドが伸ばせているので良かったかなとは思います。

デッドリフトの後は、背中とハムストリングスの補助種目を行い、今日のトレーニングは終了です。