ケツ上げベンチプレスの注意点とは?

胸の種目として代表的なベンチプレスですが、人によってはお尻を浮かせて行っている人もいると思います。

お尻はつけたほうがいいの?浮かせてもいいの?悩みどころかと思いますが、この記事ではケツ上げベンチプレスを行う際の注意点についてご紹介させていただきます。

読んでいただければ、ベンチプレスの重量を怪我無く上げることができるようになるはずです。

ケツ上げベンチプレスとは?

そもそも、ベンチプレスとはベンチ台に横になってシャフトを押し上げる種目です。

当然、上半身の力を使ってシャフトを押し上げるのですが、その際に脚の力を使うことでより高重量を上げることができます。

そして、脚で踏ん張った時にお尻が浮いてしまうことがあり、これをケツ上げベンチプレスと呼びます。

パワーリフティングのルールでは、臀部がベンチ台についていることとされており、お尻が浮いてしまうと失格になるのですが、トレーニングとしては、より高重量を扱えるため、行う方もいらっしゃいます。

また、お尻を浮かすことによって、胸部が上にせりあがります。

ですから、より高いアーチを組むことが可能となり、狭い可動域でベンチプレスを行うことができます。

これも、より高重量を上げることができる理由の一つです。

ケツ上げベンチプレスの注意点

ケツ上げベンチプレスは、通常のベンチプレスよりも高重量を扱うことができるので、より注意して行わなければいけません。

ケツ上げベンチプレスの注意点としては、以下の二つがあります。

  1. 設定重量は適切か
  2. 正しいフォームを組めているか

この二つについて解説していきます。

設定重量は適切か

どんな種目においても言えることなのですが、高重量を扱う場合、その重量があなたにとってコントロールできる重さなのかを考慮する必要があります。

もしコントロールできないほどの重量であった場合、手首やひじなどの関節に必要以上の負担がかかりますし、肩などに思わぬ怪我を負う可能性もあります。

設定重量が適切かどうかの判断基準としては、ラックからシャフトを受けた時に身体がブレていないか、というものがあります。

ベンチプレスにおいて、重量が上がれば上がるほど、ラックからシャフトを受けるだけでも大変になります。

そういった場合、補助の方に手伝ってもらうこともあるでしょう。

ですが、自分の力で正しい位置に受けることができない重量を毎回のトレーニングで扱ってしまうのは危険です。

例えば、シャフトを自分の力でラックから外したときに、シャフトが前後左右にブレてしまうといった場合、あなたがその重量をコントロールできていない可能性があります。

毎回そのような重量を扱っていると、思わぬ怪我にもつながることがあるので、注意が必要になります。

正しいフォームを組めているか

ケツ上げベンチプレスを行うとしても、正しいフォームで行うことによって、より筋力を高めることができますし、ケガを予防することもできます。

ですから、毎回のトレーニングで可動域は同じか、同じ位置に足はあるか、シャフトの握り、肩甲骨の位置はブレていないか、など確認しながら行う必要があります。

人によっては、重量を上げていくと共にお尻も浮いていく、といったやり方をする方もいらっしゃると思いますが、これはお勧めできません。

なぜなら、どんな重量であっても同じフォームで行うことで、その動きを身体に覚えこませることができるからです。

例えば、60kg、80kg、90kg、100kgと上げていって、80kgまではお尻をつけて、90kg、100kgはケツ上げベンチプレスを行ったとしましょう。

そうすると、80kgよりも90kgのケツ上げの方が軽く感じるかもしれません。

だとしたら80kgでメインセットを行えばいい話であり、もし、最初から100kgのケツ上げでメインセットをやろうと思っているなら、60kgからケツ上げで行わなう必要があります。

重たくなったから、急にお尻を浮かせてしまっては、身体がその動きになれていないことで、思わぬ怪我をする可能性があるし、身体も全力を発揮することができないでしょう。

あなたが、ケツ上げベンチプレスを毎回同じフォームで、また同じ可動域でできているか見直してみてください。

目的別ケツ上げベンチプレス

ケツ上げベンチプレスの目的は、やはり高重量を上げることですが、やり方としては大きく分けて二つあると思います。

  1. シャフトをラックから受けた段階からお尻を浮かせる
  2. シャフトを胸につけて切り返す瞬間にお尻を浮かせる

それぞれのやり方について、目的別に解説していきます。

とにかく高重量を上げたい

ベンチプレスを始めて数か月、という方はどんどん重量が伸びていきますし、より重たいものを持ちたい、というモチベーションも高いと思います。

そういった方は、シャフトをラックから受けた段階からお尻を浮かせる方法がお勧めです。

シャフトをラックから外す段階から、できる限り高いブリッジを組んで思いっきり足も踏ん張ります。

そしてシャフトが胸についた瞬間に、全身の爆発力でシャフトを押し上げる方法です。

これによって、かなり重量は伸びるはずです。

私もベンチプレスを始めたころは80kgを持つこともできませんでしたが、思いっきりお尻を上げてブリッジを組むようになってから数か月で100kgを持つことができるようになりました。

筋力もついたのでしょうが、より全身で押し上げることができるようになったことによって、重量が伸びていったと思います。

まずは、この方法により、ベンチプレスに慣れていって、重量を伸ばすことで自信にもつながるでしょう。

高重量トレーニングのコツって?

いずれはお尻をつけて行いたい

将来的に、パワーリフティングの試合に出たいなど、いずれはお尻をつけてベンチプレスを行いたいと考えている方には、シャフトを胸につけて切り返す瞬間にお尻を浮かせる方法をお勧めします。

シャフトをラックから外した段階ではなるべく高いブリッジを組んで、多少お尻が浮いてしまっても仕方ないのですが、脚の付け根はベンチ台につけておくようなイメージで行います。

シャフトが胸についた瞬間に全身の爆発力で押し上げるのですが、この時にお尻を浮かせてでもしっかり足の力をシャフトに伝えます。

先ほどの方法よりは可動域が広くなると思うのですが、しっかり全身の力を使うことができますし、お尻をベンチ台に着けたまま行うベンチプレスのイメージもつかめるはずです。

まとめ

今回は、ケツ上げベンチプレスの注意点についてご紹介させていただきました。

ケツ上げベンチプレスは重量を伸ばすのには、手っ取り早い方法になりますので、ケガは気をつけながらガンガンやっていってくださいね!

ケツ上げベンチプレスを卒業するには?

高頻度トレーニングの注意点とは?

少しでも早く筋肉を大きくしたいけれど、週に二回も三回も同じ部位をトレーニングしていいの?と悩まれる方は多いのではないでしょうか。

この記事では高頻度トレーニングの注意点についてご紹介させていただきます。

読んでいただければ、怪我無く効率的に身体を変えられるようになるはずです!

トレーニングルーティーンの決め方って?

高頻度トレーニングとは?

トレーニングを本格的に始められて、「どんどん身体を大きくしたい!」と思っている方は、少しでもたくさん鍛えたい、ということで高頻度トレーニングをされることがあると思います。

高頻度トレーニングとは、一つの部位(脚、腕など)を週に複数回鍛えるトレーニング方法になります。

ですから、月曜日に足を鍛えて、また木曜日に足をやるというように、特定の部位が完全に回復する前にまた鍛えるやり方です。

ウエイトトレーニングでは、強い刺激を与えた筋肉が回復することによって成長する、これを繰り返すことによって筋肥大させることができます。

そして、筋肉が回復するのにかかる時間は48時間から72時間といわれています。

ですから、一度トレーニングした部位を次にトレーニングするまでに1週間空けてしまうと、筋肉が回復した状態で放置してしまうことになり効率的でない、というのが高頻度トレーニングの根拠です。

現在でも、週に1回一つの部位をトレーニングする方法が主流かなと思われますが、これは効率的でないと主張している人も増えているように感じます。

高頻度トレーニングが適している人

それでは、高頻度トレーニングで効果を得られるのはどういった人なのでしょうか。

私が考えるポイントは以下の二つです。

  1. 特定の部位を強化したい
  2. 一回のトレーニング強度が低い

この二つについて解説していきます。

特定の部位を強化したい

全身の疲労を考えた時に、全ての部位において高頻度で行うのは現実的でないと思います。

ですから、特定の部位を強化したいと考えている人は、その部位だけ高頻度で行い、その他の部位は週に一度行う、といったトレーニングルーティンを組むことができるでしょう。

ただ、普段行っているトレーニングメニューに追加する形で高頻度トレーニングを取り入れるとすると、単純に一週間のトレーニングボリュームが増えてしまい、回復が追い付かない恐れがあります。

ですので、強化したい部位以外に関しては、セット数を減らす、重量を落とすなどして、疲労がたまりすぎないように工夫してください。

一回のトレーニング強度が低い

毎回のトレーニングで限界の重量を持つなど、トレーニング強度が高い場合、関節や筋肉に大きな負担がかかります。

そのため、回復に時間がかかります。

一方で、毎回のトレーニングで限界までしないのであれば、当然回復する時間は短くて済みます。

ですから、一週間待たなくともまた同じ部位を鍛えることができます。

しかし、ウエイトトレーニングを行っている以上、筋肉にダメージを与えていることは同じです。

あまりトレーニング強度を低くしすぎると、筋肥大効果は得られなくなってしまいます。

ですので、二日後、三日後に再びトレーニングできる程度の疲労になるようにトレーニングの強度を調整する必要があります。

扱う重量だけでなく、セット数、種目数なども、その日のコンディションに合わせて調整することができなくてはいけません。

上級者になればフォームも日によって微妙に変えることで、疲労がたまりすぎないように工夫するでしょう。

ですので、これはそれなりにトレーニング経験のある人向けのやり方といえるのではないでしょうか。

高頻度トレーニングの注意点

高頻度でトレーニングした方が筋肥大すると言っても、ただやみくもにやればいいわけではありません。

筋肉はやはり休息がなければ成長しませんし、身体もしっかりリフレッシュした状態でなければ高重量を持つことができません。

ですので、高頻度トレーニングを取り入れる際の注意点としては、以下の二つがあります。

  1. 種目のバリエーションを考えられているか
  2. 複合関節種目の効果について考慮できているか

こちらについて解説してきます。

種目のバリエーションを考えられているか

例えば、脚を強化したいとして下半身を週二回トレーニングするとしましょう。

この場合、高重量のスクワットを毎回のトレーニングで行うのはあまりお勧めできません。

やはり腰やひざに負担がかかりますし、同じ種目だと同じ関節や筋肉に疲労がたまります。

ですから、種目のバリエーションを変えることで、同じ筋肉を鍛えていても、なるべく関節や神経系に疲労がたまりすぎないように工夫することができます。

例えば、週の一回目のトレーニングで高重量のスクワットを行ったとしたら、二回目はレッグエクステンションやレッグプレスをやる、もしくは同じスクワットをするにしても重量を軽くし、ストップスクワットで行うなどする必要があります。

また、週の一回目でベンチプレスを行ったなら、次のトレーニングではダンベルベンチプレスにする、もしくは同じベンチプレスでも手幅を変える、重量を下げて足を使わないベンチプレスをする、などによりバリエーションを変えることができます。

このように、ある部位を強化したいからと言ってやみくもに同じ種目をやりまくるのではなく、種目にバリエーションを持たせることによって工夫してみてください。

複合関節種目の効果について考慮できているか

ウエイトトレーニングの種目は複合関節(コンパウンド)種目と単関節(アイソレート)種目に分けることができます。

単関節種目とは、一つの関節のみを動かす種目のことを言います。

例えば、ダンベルフライであれば肩関節、ダンベルカールであればひじしか動かしません。

一方で複合関節種目は、複数の関節を同時に動かす種目になります。

ベンチプレスならひじ、肩、手首を同時に動かしますし、スクワットであればひざ、股関節を同時に動かします。

複合関節種目の効果としては、複数の筋肉を同時に鍛えることができるというものがあります。

例えば、ベンチプレスであれば胸の種目として代表的ですが、同時に肩や腕の三頭筋を鍛えることもできます。

また、デッドリフトは背中の種目として理解されていますが、同時にハムストリングス、臀部などを鍛えることもできます。

ですので、もしあなたが週に二回脚をトレーニングし、さらに背中の種目としてデッドリフトを行っているなら、週に三回脚をトレーニングしていると言えるわけです。

逆に言うと、週に一度しか脚をトレーニングしていなくとも、背中の日にデッドリフトをするならば、実質、週に二回脚を鍛えていると言えるので、かなり脚を強化することができると思います。

このように複合関節種目は、うまく取り入れれば少ない種目数で全身を効率よく鍛えることができます。

しかし、それだけ多くの筋肉、関節に負担がかかるので、やりすぎると怪我の原因にもなってしまうでしょう。

あなたが複合関節種目をメインの種目として取り入れているなら、高頻度トレーニングが本当に必要か慎重に考えてみてください。

まとめ

今回は、高頻度トレーニングの注意点についてご紹介させていただきました。

誰しもが早く身体を変えたいと思うかもしれませんが、やはり体づくりは長期的に取り組まなくてはなりません。

あなたの考えているメニューが、数年後も続けられるものなのか、ぜひ一度考えてみてくださいね!

トレーニングルーティーンの決め方って?

ジムで本格的にトレーニングをするようになって、最初に悩むのはトレーニングルーティーンかもしれません。

週にどの部位をどれくらいの頻度でやればいいのか、正解のない問題だと思います。

この記事では、目的別のトレーニングルーティーンの決め方についてご紹介します。

読んでいただければ、あなたにとっての効果が得られるルーティーンを決める参考にしていただけるはずです!

適切なトレーニング頻度は?

トレーニングルーティーンって?

そもそも、トレーニングルーティーンって何のために決めるのでしょうか。

それなりにトレーニングを本格的にされている人であれば、今日は「脚の日」、「腕の日」と分けています。

何のためにそういったことをするのでしょう。

まず、曜日などによって脚を鍛える日、腕を鍛える日、というように分けてトレーニングを行う方法を「分割法」といいます。

人によって、三分割で行ったり、四分割で行ったりと様々ですが、目的に合ったルーティーンを決める必要があります。

なぜ、日によって鍛える部位を変えるかなのですが、ウエイトトレーニングをすることによって筋肉に負担がかかります。

そして、ウエイトトレーニングによってダメージを受けた筋肉は休養によって回復させてあげないと発達しません。

筋肉が回復する期間は部位によって48時間や72時間などと言われていますが、では一度トレーニングしたら2、3日ジムに行けないかと言うとそうではなく、別の部位を鍛えることによって効率的に身体を変えていこうというのが分割法の目的です。

また、分割法には怪我を予防する目的もあります。

怪我をせず安全に筋トレを続けるには?

同じ部位ばかりを鍛えていると、同じ関節、同じ筋肉に負担がかかりすぎてしまいます。

特に関節は筋肉よりも回復するのが遅く、無理な負担が長期的にかかると痛みやけがの原因になります。

ですので、曜日などによって種目を変えることで、特定の部位に負担がかかりすぎるのを避け、怪我を予防することができます。

目的別トレーニングルーティーンの決め方

それでは、トレーニングする目的によってどのようにルーティーンを決めていけば良いのでしょうか。

ここでは、大きく分けて二つの目的によるトレーニングルーティーンの決め方についてご紹介させていただきたいと思います。

  1. 筋肥大目的
  2. ダイエット目的

筋肥大目的

まず、一つ目の筋肥大目的についてです。

筋肥大を目的とする場合、高重量を扱っていく必要があります。

ビッグスリー(スクワット、ベンチプレス、デッドリフト)などの種目において、扱う重要を伸ばしていくことで効率よく筋肥大させていくことができます。

ですが、ここで注意していただきたいのは、ビッグスリーのような種目は、特定の筋肉だけでなく、複数の筋肉を使用するということです。

ですから、スクワット、ベンチプレス、デッドリフトなどを連続して行ってしまうと、腰や肩などの関節に疲労がたまりやすく、怪我につながります。

ですから、スクワットなどで高重量を扱った日の前後は休みを入れるなどして身体に負担がかかりすぎないように工夫する必要があります。

また、全ての種目において高重量を扱わない場合もあるでしょう。

例えば、脚を太くしたい、胸を分厚くしたい、など特定の部位を特に発達させたい人もいるかもしれません。

そういった方は、特に大きくしたい部位を鍛える日に高重量を扱えるように、その日はその部位のみを鍛えるようにします。

当然、その前日には休みを入れて他の部位の疲労をとっておくことも大切です。

ルーティーン例①(脚、胸の強化)

月曜日:スクワット(高重量)+大腿四頭筋、ハムストリングスの種目

火曜日:休み

水曜日:背中、肩、腕

木曜日:休み

金曜日:ベンチプレス(高重量)+胸の種目

土曜日:休み

日曜日:休み

ルーティーン例②(背中の強化)

月曜日:デッドリフト(高重量)+背中の種目

火曜日:休み

水曜日:スクワット(中重量)+大腿四頭筋、ハムストリングスの種目

木曜日:休み

金曜日:ベンチプレス(中重量)+胸、腕の種目

土曜日:肩

日曜日:休み

ダイエット目的

ダイエット目的であっても、基本的には筋肥大目的と押さえるべきポイントは変わりません。

ただ、がむしゃらに重量を伸ばしていく必要はないですが、しっかり残しておきたい部位を鍛えることによってメリハリのある身体を目指すことができます。

また、ダイエット目的であれば、ある程度トレーニング頻度を多くすることによって、毎日の消費カロリーを高めることができます。

ですので、やりすぎはいけませんが、週4,5日トレーニングすることによって効果が出やすいかもしれません。

ルーティーン例①(ダイエット+ヒップアップ)

月曜日:スクワット(中重量)+ハムストリングス、お尻の種目

火曜日:休み

水曜日:腹筋+有酸素運動

木曜日:デッドリフト(中重量)+背中の種目

金曜日:休み

土曜日:胸+肩

日曜日:有酸素運動

ルーティーン例②(ダイエット+バストアップ)

月曜日:ベンチプレス(中重量)+胸の種目

火曜日:休み

水曜日:腹筋+有酸素運動

木曜日:デッドリフト(中重量)+背中の種目

金曜日:休み

土曜日:脚+肩

日曜日:有酸素運動

まとめ

今回は、トレーニングルーティーンの決め方についてご紹介させていただきました。

トレーニングルーティーンは人によって様々なので、この記事を参考にしながら、ぜひあなたに合ったルーティンを決めていってくださいね!

ジムに通うモチベーションを維持するには?

ジムに通っている人たちって、それぞれどのような目的でフィットネスに取り組まれているのでしょうか。

「試合やコンテストなどで成果を出すため」、もしくは「ストレス発散になるし、続けることで毎日が充実する」など、本当に人によって様々だと思います。

でも、何となく身体を変えたくてジムに入会してみたものの、周りとの温度差を感じて足が遠のいてしまう、なんてこともあるかもしれません。

この記事では、違った目的を持った人たちがいるジムで、モチベーションを維持できるための方法をご提案させていただきます。

読んでいただければ、必ずジムでのトレーニングライフをより充実させることができるはずです!

ジムに通う目的って?

同じ場所で、何かに打ち込んだり、スポーツなどの趣味を楽しんでいても、それぞれ目的が違うなら当然取り組み方も違うでしょうし、そこに少なからず摩擦が生じてしまうことがあるのかもしれません。

周りとの温度差を感じ、モチベーションが下がってしまわないためにも、まずはどんな人がどんな目的をもってジムに通っているのか知っておきましょう!

1.健康維持

健康維持と言うと、年配の方々のイメージがあるかもしれません。

ですが、ストレス発散や体力を保つためなど、広い意味での健康維持ということであれば、様々な年齢層が当てはまるでしょう。

こういった方々は、特定の期間で結果を出すなどの目的はありませんので、割とマイペースにジムで過ごされているイメージがあります。

2.ダイエット(ボディメイク)

ダイエットを目的とされるのは、女性が多いと思われるかもしれません。

ですが、ダイエットだけでなくボディメイク全般として考えると、男性が肩幅を広くしたい、だとか身体を大きくしたい、などの目的も含まれます。

おそらく、一般的なスポーツジムではこういった人たちが一番多いのでしょう。

ダイエットであれば、夏までに間に合わせたい、という目標があるかもしれませんし、身体を大きくしたい男性であれば、高重量のスクワットやベンチプレスを行っているイメージもあります。

それぞれ、ネットなどで情報を得て、自分なりのトレーニングや食事方法を実践されている方も多いでしょう。

3.スポーツの補強

部活や趣味で行っているスポーツの補強としてトレーニングをされている方たちもいます。

こういった方たちは、身体の特定の部位を強化したい、という目的でトレーニングされていることも多いので、競技によるとは思いますが、幅広くマシンなどを扱うということは少ないと思います。

また、競技の練習に体力を注ぐ必要があるため、ジムでのトレーニング頻度も少ない傾向にあります。

4.競技に出るため

ボディビルやパワーリフティングなど、ウエイトトレーニングそのものを目的とした競技に出場するためにトレーニングされている方もいらっしゃいます。

ボディビルダーであればやはりいい身体をされていますし、パワーリフターであればかなりの高重量を扱う方も多いです。

試合や大会などの期日に合わせてトレーニングをされているので、かなり集中して取り組んでいる方もいらっしゃるでしょう。

ジムに通い始めて間もない方は、近寄りがたい雰囲気を感じられるかもしれません。

自分の目標を設定してみる

やはり、お金を払ってジムに通うからには、どんな目的であっても成果が出ることを望んでいるのではないでしょうか。

そして成果を出すためには、達成可能な目標を設定する必要があります。

あなたがジムに通い始めて、どのような目標が設定できるかご紹介しましょう。

1.体重

ダイエットを目的とされている方であれば、体重を目標として設定するのは一番わかりやすいのではないでしょうか。

毎日鏡で見ている身体なら、なかなか変化に気付きにくいです。

ですが、体重であれば数字で表れるので、1か月、2か月でどれだけ変化があったか明確になります。

体重を増やしたい、と思われてる方は、やみくもに食べるのではなく、なるべく必要な栄養素を摂取しつつ、しっかり3食食べるところから始めてみてください。

ダイエットを目的とされている方は、1か月に1~2kg減らすところから始められてはいかがでしょうか。

2.重量

特に、身体を大きくしたいと思われている方であれば、扱う重量が伸びていくことはかなり大きなモチベーションになります。

だからと言ってすべての種目でギリギリ持てる重さに毎回挑戦していては、身体を壊してしまいます。

まずは、スクワットやベンチプレスなどで、8~10回できる重量を伸ばしてみてはいかがでしょう。

注意すべき点としては、重さが変わっても同じ動きでできるように意識してください。

例えば、スクワットで軽い重さの時は深くしゃがんでいたのに、重たくなると浅くなってしまう、ということではどのくらい自分の下半身が強化されたのかわかりません。

ですので、全てのセットで同じ動きでできるように行ってみてください。

トレーニングを始めて2、3か月はかなり重量が伸びていくと思うので、モチベーションになると思います。

周りに何か言われたら

あまりないかもしれませんが、トレーナーやジムの会員さんにあなたのトレーニングについて「こうした方がいいよ」と言われることがあるかもしれません。

以前投稿させていただいた記事でも書いたのですが、ジムに長く通っている人がえらいわけではありません。(^^;

みんな平等に楽しめるジムのありかたって??

確かに、経験豊富な方から何かを教えてもらえるという機会はあまりないことですので、それをきっかけに自分が成長できるのはとてもありがたいことです。

しかし、どんな場所であっても、その人にはその人の取り組み方がある、ということを忘れなければ、一人一人にとって、よりいい刺激が得られる環境になると思います。

どんな趣味や、スポーツであっても、何かに長い時間をかけて取り組んできた方は、自分の培ってきた知識や技術を誰かと共有したいと感じることは当然のことだと思います。

しかし、単に自分が取り組んできた時間が長いという理由から、他人に自分の考え方を押し付けるべきではありません。

もちろん、そういったアドバイスを受けたことをきっかけに、ジム内でいい関係を築けるということもあるでしょう。

ですが、もしあなたがあなたのペースでトレーニングに取り組みたいと思っているのなら、そういったアドバイスを黙って聞く必要はありません。

無理して他人のやり方に合わせて、身体を壊してしまっては元も子もありません。

どんなトレーニング方法、食事方法であっても、自分で納得できるやり方で取り組んでみてはいかがでしょう。

まとめ

今回は、ジムでトレーニングのモチベーションを維持する方法についてご紹介させていただきました。

フィットネスがブームとなり、様々な人たちがジムに来られるようになりました。

あなたがそんな中で、自分の目的をもってトレーニングに取り組み続けることができることを祈っています!

アルデンテボディ

安全にジムでトレーニングを続けていくためには?「5つの守るべきこと」

ジムでトレーニングに励んでいて、身体の疲労がとれなかったり、肩やひじなどが痛くなったり、ということで悩まれる方は多いのではないでしょうか。

この記事では、以前も私のブログで紹介させていただいた、ボディビルダーのJohn Medeowsさんの動画をご紹介し、安全にトレーニングを続けていく方法について説明させていただきます。

読んでいただければ、長期間、健康的にトレーニングに励んでいただけるはずです!

あなたの脂肪が減らない4つの理由とは??

動画で紹介されている、怪我無くトレーニングに励むためのポイントは以下の五つです。

  1. 身体がしっかり水分を含んでいるか?
  2. 身体の声を聴けているか?
  3. 行う種目の順番は適切か?
  4. ウォームアップできているか
  5. 可動域は意識できているか?

こちらについて解説していきます。

身体がしっかり水分を含んでいるか?

まず一つ目の、「身体がしっかり水分を含んでいるか?」についてです。

これは、ウエイトトレーニングに限らず、運動をされていたり、野外でお仕事をされている方、全てに当てはまることでしょう。

身体から水分が抜けてしまう前に、しっかり水分摂取をすることはとても大事です。

しかし、「塩分」についてどれほど意識できているでしょうか?

例えば、朝起きてコーヒーと1リットルの水を飲み、十分な水分を摂れたからと、ジムで激しいトレーニングをしている人がいるかもしれません。

しかし、寝ている間に、あなたの身体からは水分だけでなく塩分も出ていってしまっています。

前の日の晩に、お酒と塩分の多い食事をとった場合、朝に身体が水分を多く含みむくんでしまった経験があるかもしれません。

塩分は、身体に水分をためる役割を持っています。これは悪いことでも何でもなく、むしろ塩分が足りていない状態で激しく身体を動かすことは危険ということです。

一時期テレビなどで「減塩ブーム」があったかもしれませんが、あなたが頻繁にジムで激しく身体を動かすのであれば、毎回の食事である程度の塩分をとる必要があるでしょう。

特に、ジムに行く前の食事ではある程度のカロリーもとっておく必要があると思います。

身体の声を聴けているか?

次は二つ目の、「身体の声を聴けているか?」についてです。

これは私もよくあることなのですが、ある種目をやろうとして、肩やひじなどの関節に違和感があったら、その種目をやめ、別の種目を選択します。

もし、関節の痛みなどでなく、疲労感で頭がボーっとする、もしくは身体に力が入らないなどの状態なら、トレーニングをやめて、軽く有酸素運動やストレッチをしたら帰宅する場合もあります。

あなたの身体の状態は常に一定ではありません。

仕事やプライベート、トレーニングによる疲労など、様々なストレスと身体は戦っており、常にベストパフォーマンスが出せるわけではありません。

また、あなたがジムで使うマシンはある程度の融通は利くかもしれませんが、腕や足の長さや身体の柔軟性や強度、などによって合うもの、合わないもの、があるのは仕方のないことです。

普段なら問題なく使えているマシンが、今日は合わない、ということもよくあります。

また、自分のトレーニングの内容が進化していくことで行うべき種目が変わることもあるでしょう。

そういった時にしっかり身体の声を聴けていることが、将来的にあなたの身体を怪我から守ることになります。

行う種目の順番は適切か?

続いて、三つ目の「種目の順番」についてです。

人によっては、ジムでベンチプレスやスクワットなどのコンパウンド種目(多関節種目)で重たい重量を持つことを目的とされていることがあります。

おそらく、「今日はベンチプレスで○○kg持ってやるぞ!」と意気込んでジムに来られるのでしょう、ジムに入ってきていきなり目標の重量を設定する人さえいます。

言うまでもなく、これは危険な行為です。

サッカー選手なら練習場に来ていきなり試合形式で激しく身体を動かすことはないでしょうし、短距離走者ならフィールドに来ていきなり全速力で走りだすことはないでしょう。

同じようにウエイトトレーニングでも、ベストパフォーマンスを出すためには段階を踏む必要があります。

4のウォームアップと被ってしまうのですが、私はジムに行くと必ずストレッチをした後、1kgのダンベルをもって10分ほど体を動かします。

人によっては、ベンチプレスを行う前に、ショルダープレスなどの肩の種目や、ダンベルフライなどの胸のストレッチ種目を軽く行った方がパフォーマンスが上がるかもしれません。

あなたが普段のトレーニングでいつ、ベストなパフォーマンスを出せるのか、それは1種目目なのか、2種目なのか、それとも10分ほど身体を動かしたころなのか、30分後なのか、知っておいて、そのタイミングでコンパウンド種目(多関節種目)で重たい重量を持ってあげるとトレーニングの効果も高まるし、怪我の予防にもなるでしょう。

高重量トレーニングのコツって?

ウォームアップ

こちらは、全てのスポーツにおいて言えることでしょう。

以前の投稿でも私がジムで必ず行っているウォームアップについて解説させていただいておりますので、ぜひそちらを参考にしてみてください。

ジムに着いたらまずこれ!怪我を防いでくれるウォームアップとは?

怪我を予防するだけでなく、パフォーマンスを上げるためにもウォームアップは必須です。

静的ストレッチ、動的ストレッチ、有酸素運動などのウォームアップを普段のトレーニングの前に取り入れてみてくださいね。

可動域は意識できているか?

最後は「可動域」についてです。こちらは少し上級者向けのテクニックになるかもしれません。

中級者、上級者になってくると種目によって可動域を変えることがあります。

例えば、重ための重量を扱ったり、回数をこなして筋肉をパンプアップさせる目的の種目なら可動域を狭くし、ていねいに筋肉をストレッチさせる目的の種目であれば、可動域を広くする、などのやり方があります。

動画内でJohn氏は可動域を広くし、ストレッチをかける種目は最後の方に行う、とおっしゃっていました。

私なら、最後の方は可動域を狭くして軽い重さで回数を重ねることが多いです。

いずれにしても、トレーニングの序盤もしくは中盤においてある程度の重さをあつかえる種目を持ってくることで、その日のトレーニングの効果を高めることができるのだと思います。

ウエイトトレーニングを始めたての頃は、多くの種目において、中程度の重量でなるべく大きく身体を動かすように指導されるかもしれませんが、少しずつトレーニングに慣れてくるに従って、種目ごとの可動域を意識していくと、トレーニング強度を高めつつも、怪我を予防できるでしょう。

まとめ

今回は、John Medeowsさんの動画から、安全にジムでトレーニングを続けていくために、守るべき5つのことについてご紹介させていただきました。

参考になれば幸いです!(^^♪

あなたの脂肪が減らない4つの理由とは??

ダイエットに励まれていて、なかなか体脂肪が減らないと悩まれる方は多いのではないでしょうか。

この記事では、あなたのダイエットがなぜうまくいかないのか?について、ある動画をご紹介し、説明していきたいと思います。

読んでいただければ、あなたのダイエットがうまくいくための参考になるはずです!

ダイエットの目的とは?

まず、ここでダイエットの目的について明らかにしておきましょう。

ボディメイク系のYoutubeをされている方などは口をそろえて、ダイエットのゴールは筋肉を残し脂肪を減らすことと言われます

筋トレやジムでのウエイトトレーニングをされたことがない方は、「筋肉を残す」ということについてあまりピンとこないかもしれません。

しかし、わかりやすく言うと、大病を患って10kg痩せてしまった人と、ジムで3か月トレーニングをし、5kg減量した人とではどちらの身体が魅力的か、を考えていただくと良いかもしれません。

筋肉は、運動に必要な足腰や腕だけでなく、内臓も含め、あなたを元気に保ち、若々しくいるために必要不可欠です。

確かに、体脂肪も不要というわけではありません。

フィットネス系のコンテストに出場するのでなければ、極限まで体脂肪を削ってしまうのは、健康にとって有害であるとさえ言えるでしょう。

しかし、知らず知らずのうちに夜の飲み会や、ジャンクフードや揚げ物などを常食することによって、長い期間でついてしまった体脂肪を減らし、以前の若々しくスマートな身体に戻りたい、という希望は多くの人が抱くことかもしれません。

そのために必要なことは、運動によって筋肉を維持し、体脂肪を燃焼することです。

「以前は、何もしなくてもスタイルが良かったのに!」と思われるかもしれませんが、知らず知らずのうちに筋肉が減少し、体脂肪が増えることで運動量は減ってしまうものです。長時間立っていたり、いつもより長い距離を歩くだけで、以前よりもかなり疲労を感じてしまうこともあるかもしれません。

ですから、運動量を増やし、体脂肪を減らすことで、以前のスタイルを手にするだけでなく、むしろ以前よりも元気な身体になることができるかもしれません。そのためには、食事管理と運動が必要になってきます。

この運動に関しては、筋肉トレーニング(筋トレ:ウエイトなどを使って筋肉に負荷をかける運動)が効果的ですが、それについては別の記事に書いていますので、ぜひ参照してみてください。

無理なく続けられる!ダイエットに最適な食事と運動って?

あなたの脂肪が減らない4つの理由

さて、本題に入りますが、あれこれ食事制限や運動をしてみてもなかなか脂肪が減らない、という方もいらっしゃると思います。

これについて、海外のフィットネス系Youtuberであり、プロボディビルダーでもあるJohn Meadowsさんが有益な情報を紹介されていました。

英語ですので理解しづらい方もいらっしゃるかもしれませんので、こちらについて説明させていただきたいと思います。

こちらの動画は、あなたの脂肪が減らない理由について説明されています。

その理由とは以下の四つです。

  1. 自分に合った計画を立てていますか?
  2. 記録を取っていますか?
  3. 極端な計画になっていませんか?
  4. プロセスを楽しめていますか?

こちらについて解説していきます。

自分に合った計画が立てられているか

まず、一つ目の自分に合った計画が立てられているか、についてですが、Johnさんは“cookie cutter plans”という表現を使われていました。

私はこの言葉を初めて聞いたのですが、これは恐らく、日本で言う金太郎あめ?のように、誰にでも合うやり方は存在しないということを言われているのだと思います。

つまり、1日の食事は○○回食べないといけないとか、朝ご飯はこれ、昼はこれを食べましょうとか、この時間に食べないといけないなど、様々なアドバイスをネットで見たり、ジムのトレーナーから受けるかもしれません。

しかし、昼間は必ず会議などで忙しい人に、昼は必ず食べてください、というアドバイスは無意味ですし、朝ご飯を食べることが難しい人もいます。

また、鶏肉を1日○○g食べてください、と言われてもそもそも鶏肉が好きでない人もいますし、その食材にアレルギーがある人もいます。

ですから、あなたが無理なく続けられる計画を立てる必要があるのです。

様々な情報があると思いますが、その中から、あなたにとって必要と思われる情報を選択し、あなただけの計画を立てましょう。

どうしてもそれが難しいようであれば、あなたの状況を理解し、あなたの好み、アレルギーなどを知ったうえで、一緒に考えてくれる人に相談してみてください。

記録を取っているか

続いて、二つ目の記録を取っているか、についてです。

これについては、私自身はあまり細かくやりすぎる必要はないと思っているのですが、何かしら自分の成果を知ることができたならば、それはやる気になると思います。

ここでは、自分の食べたもの、と自分の体型について記録することを言われています。

まず、自分の食べたものについてですが、一般的に食事のカロリーや内容を詳細に記録しておくことは難しいと思います。

ですので、私がお勧めしている方法は、写真に撮っておくことです。

ジュースやお菓子も含め、自分が口にしたものをすべて写真に撮っておきます。

今はスマホがあるので、これなら簡単にできると思います。そして、一日最後の食事をとる時に、その日の食事内容を写真で見ながら、例えば昼間少なめであれば、しっかり目に食べたり、間食が多かったと思ったならば、軽めにしたり、などで調整することができます。

次に、体型についての記録ですが、これは体重を記録することが一般的ですが、ただ、体重だけでは体脂肪がどれだけ減っているか判断することが難しい場合もあります。

ですので、ウエストなどのサイズを測る方法や、一週間おきに自分の身体を写真に記録しておくなど、あなたが一番やる気を引き出せる方法を選択してみてください。

極端な計画になっていないか

続いて、三つ目の極端な計画になっていないか、についてです。

3週間で、5kg痩せてやる、などと思っていませんか?

これは一番ありがちなダイエットの失敗かもしれませんが、絶食に近いような方法で短期的に体重を落とそうとしてしまうことで、体調を崩したり、ストレスが溜まってしまいます。

また、仮に目標体重に達したとしても、水分が減っただけで実際は体脂肪が減ったわけではなく、見た目があまり変わっていないので、やる気を失ってしまい、ダイエットをやめてしまうということになります。

また、運動についても、毎日10kg走る!という計画を立てたとしても、運動部の学生ならわかりますが、一般の方たちなら3日も続けられないでしょう。(^^;

ある程度現実的な計画であったとしても、もしかしたら外食に誘われるかもしれませんし、体調を悪くして、回復するためにしっかり食べなくてはならない時期もあるかもしれません。そういったことも考慮に入れて、ある程度計画に余裕を持たせる必要があります。

私の感覚としては、1か月に1kgも減らすことができたなら大成功くらいに思って良いと思っています。

仮に3か月の計画を立てたとして、1か月目に1.5kg、2か月目に1kg、3か月目は500g減少したとして、3か月で3kg減らせたなら上出来でしょう。しかし、現実はなかなかそううまくいかないのですが。。。(^^;

もう一度、あなたの計画はあなたが確実に達成できるものか再確認してみてください。

ダイエットのプロセスを楽しめているか

最後の、あなたがダイエットのプロセスを楽しめているか、についてですが、これはなかなか難しいことかもしれません。

そもそも、あなたが、自分の身体を好きでない理由からダイエットを始めたならば、あなたのプロセスはつらいものになるでしょう。

日本の方には、自分の体型や容姿について謙遜する風潮があります。にもかかわらず、他人の体型や容姿について軽々しく発言することは珍しくありません。(これは本当に嘆かわしいことです(^^;)

ですから、あなたももしかしたら、恋人や家族、もしくは友人に体型のことを言われてダイエットすることを決心したかもしれません。

しかし、せっかくダイエットするのであれば、あなたがあなたの身体がより好きになれるよう、あなた自身が望む姿になるためにする方がやる気を出せると思います。

ですので、Johnさんが言うように、ダイエットを継続し結果を出すためにはプロセスをぜひ楽しんでください。

あなたの見た目が少しでも変化したら、自分を褒めてあげましょう。

そして、できれば、一緒に頑張れる仲間を見つけてみてください。また、あなたが得意なトレーニングの種目や運動を見つけてください。

そうすれば、少しでもあなたのプロセスを良いものにすることができるでしょう。

まとめ

今回は、John Meadowsさんのあなたの脂肪が減らない4つの理由について解説させていただきました。

少しでも参考になれば幸いです!(^^♪

世界一自由なジム!?Planet Fitnessって?

先日、Youtubeを通じてアメリカのPlanet Fitnessというジムについて知りました。

この記事では、Planet Fitnessについてご紹介させていただきます。

世界一自由なジム!?Planet Fitnessって?

私が先日見た動画は、こちらになります。

この動画内では、スタッフが「ここはジムではない」と紹介しているんですね。(笑)

ここの特徴は、まず会費が月10ドル!!であること。

ですから、運動経験のない人でも気軽に入会できるでしょうし、楽に続けられるかもしれません。

続いて、もう一つの大きな特徴は“lunk alarm”という警報機?があるということ。“lunk”という単語は私も初めて聞いたのですが、バカとかアホという意味のようです。(笑)

つまり、声を出しながら激しくトレーニングをしている人がいると居心地悪く感じてしまうので、そういった人がいた場合にこの警報機が鳴る、という仕組みだそう。(^^;

確かに、初めてジムにきた人にとっては、ムキムキのマッチョが大声出しながらトレーニングしていたら少し怖いと思ってしまうかもしれませんね。

他にも、タンクトップのように過度に体型を露出する服装は、自分の体型に自信のない人にとっては不愉快に感じることがあるため禁止、など一般的なジムには行きづらい人たちに対して配慮がなされています。

さらには、ピザが食べ放題など、ジムにしては気前が良すぎる?サービスもあり、一体どのように利益を出しているのか気になります。(笑)

おそらくは、月10ドルであるため、会員のほとんどが週一度、月に一度など、気が向いたときに行く、といった利用をしているのではないでしょうか。気付いたら数か月行っていない、といったこともあるのでしょう。

中には、毎週通っている会員もいるかもしれません。ですが、気が向いたときに行って身体を動かした気分を味わえる、という意味では10ドルは高くないのかもしれません。

自由すぎるジム!?

しかし、Planet Fitnessについて、他にもこんな動画が投稿されていました。

この動画は、ネット上にアップされたPlanet Fitnessでかなり個性的なトレーニングマシンの利用方法をしている人たちについて、面白おかしくまとめたものです。

おそらく、月10ドルですからスタッフも十分には配置できないでしょうし、ある程度自分で自由に利用してください、といったスタンスなのかもしれません。

ですから、まったく何も知らない人であれば、自分で調べるか、自分なりに思い付いた方法でマシンを使う、といったことになるのでしょう。

この動画に映っている人たちは極端だと思いますが、何もわからないで、自分で調べることもせず、誰からも教えてもらえないとなると、おかしな使い方になってしまうのは仕方ないのかもしれません。

Planet Fitnessに通う理由は?

そもそも、彼らはどういった理由でここに通うのでしょうか?

フィットネスがブームだから?トレーニングをしてみたいから?体型を変えたいから?それとも友達を作りたい?

私のジムや自宅でのトレーニング経験から言って、体型を変えるのはやはり楽ではありません。

たまにジムに行って汗をかいて、ジム仲間とおしゃべりして、それで満足できるなら良いですが、もし本気で体型を変えたいと思うなら、食事もそれなりに管理しなくてはなりませんし、トレーニングも最低でも週に二日、三日、はしたいところです。

週一日もしくは月に2回、3回程度のトレーニングだと、おそらく身体が変わったかな?と思えるまでに数年かかるかもしれません。(食事やトレーニング強度にもよるので、一概には言えませんが)

一方で、月に10万20万かかるようなパーソナルジムもあります。

週に一回、二回の1時間程度のトレーニングをトレーナーについてもらい、後は食事の指導などをしてもらうスタイルです。

こちらについては、短期間で体重の減少などそれなりの結果を出してもらえるため、その金額が高いと思うかは人それぞれだと思います。

しかし、単期間で得た効果はなかなか長期間持続しにくいものです。数か月で痩せられたとしても、生活習慣を元に戻してしまったら、いずれは以前の体型に戻ってしまうでしょう。

いずれにしても、これからフィットネスのあり方も多様化し、それぞれの人たちが自分に合った身体づくりなどの取り組み方を見つけていかなくてはならないのだと思います。

筋トレを好きな人が太っていてはいけない、なんてルールはないわけです。

見た目を気にしすぎるのはあまり意味のないことかもしれません。

それぞれが、好きな時に好きなタイミングでフィットネスに取り組むことができ、納得のいく金額を払い続けることができるのが理想なのでしょう。

まとめ

今回は、Planet Fitnessについてご紹介させていただきました。

自由すぎるジムも、今後需要が増えてくるのかもしれませんね。(^^♪

トータル500kgへの道 トレーニングルーティーンを変更しました!

トータル500kgへの道

サイクルが終了し、一度トレーニングルーティーンを見直すことにしました。これまで僕は、週に四日トレーニングをし、その内容は以下の通りでした。

1日目 スクワット、足と肩の補助種目

2日目 休み

3日目 LBP(ライトベンチプレス・・・軽重量でのベンチプレス)、腕の補助種目

4日目 デッドリフト、背中の補助種目

5日目 休み

6日目 ベンチプレスと胸の補助種目

7日目 休み

しかし、よくよく考えてみると、このルーティーンは問題だらけでした。(笑)

デッドリフトの前の日にベンチプレス(LBP)を行ってしまっていて、背中の疲労がとれない状態で6日目のベンチプレスを行っていたので、その日はなかなか力が出せない、といった状況でした。

LBPの日は割と身体が動くのですが、本番のベンチプレスの日に力が出せないのでは本末転倒ですよね。(^^;

ですので、これからトレーニングルーティーンは以下のように変更しました。

1日目 スクワット、肩の補助種目

2日目 休み

3日目 ベンチプレス、胸の補助種目

4日目 休み

5日目 デッドリフト、背中の補助種目

6日目 LBP(ライトベンチプレス・・・軽重量でのベンチプレス)、腕の補助種目

7日目 休み

これですと、デッドリフトの二日前にベンチプレスを行うので、背中の疲労がある程度抜けている状態ですることができます。デッドリフトの次の日にLBPが入っていますが、この日はある程度出力を抑えたベンチプレスなので問題ありません。

実際やってみないとこのルーティーンが自分の身体に合っているかわかりませんが、また重量を伸ばしていけるように頑張りたいと思います!!(^^♪

追記(12/23)

トータル500kgへの道 トレーニングルーティーンの変更

トータル500kgへの道 LBP②(5/19)

今日はLBP(軽いベンチプレス)の日。今朝の体重は78.9kgでした。

まずアップはバーのみで10repsを2セット。続いて、60kgで5reps、80kgで2repsを行い、メインセットは77.5kgで8repsです。77.5kgは若干重たく感じました。

続いて、止めありで67.5kgを10reps行いました。もともと8repsの予定だったのですが、調子が良かったので2reps追加しました。(笑)

最後に足上げで62.5kgを10reps行いました。これも8repsの予定を10repsに。(^^)

今回から、足幅を大きく改善しました。様々なベンチプレッサーの動画を見ていたところ、意外と足幅が広い選手も多かったので、自分も少し足幅を広めにとってみたところ、アップからとても楽に下半身が使えている感じがしました。

しかも、過去にベンチプレスのフォームを何も考えず行っていた時の足の位置と近い感覚だったので、やはりあれこれ考えるよりも一番自分がしっくりくるフォームでおこなうのが大事なんだと思います。

色々ベンチプレスのフォームについて知識を得るとともに、足幅は狭いほうがいいのかな?とか、頭側に寄せたほうがいいのかな?など、自分の身体でしっくりくることよりも、そういったことを優先させてしまうことがあります。

確かに、身体に無理がなく、効率的に力を使うために適切なフォームというものはあるので、そのための練習をする必要もあるでしょう。

しかし、最終的には自分の身体で色々試してみて、一番自然と動けているフォームを見つけ出すことが大切なのではないでしょうか。

前回のベンチプレスの投稿をした時には、お尻を浮かせてでも重りを挙げるつもりで練習をしていこうと思っていましたが、もう早速考えが変わり、楽な足の位置を見つけ出すことができれば、お尻を浮かせなくても重量を挙げることができるような気がします。(笑)もちろん、お尻をベンチ台に着けることだけを一番に意識するわけではありませんが。

明日のデッドリフトも頑張ります!!(^^♪

トータル500kgへの道 スクワット②(5/17)

今日はスクワットの日。今朝の体重は79.1kgでした。

まだ腰の痛みは気になるのと、少し寝不足な感じがありましたが、気持ちで乗り切ろうと思いながらジムに向かいました。(^^)

まず、20kgバーのみで5reps程を2セット行いました。続いてアップは60kgで2reps、80kgで2reps行い、メインは92.5kgで5repsです。このセットは久しぶりに声を上げながら行いました。

やはりジムで叫び声をあげるのはあまりよくありませんが、どうしても集中を高めると一番つらいところで声が出てしまいます。(^^; ちなみに、メインセットでは最後のrepのひとつ前が一番つらいなと思います。最後の一回は気持ちで何とか上がるのですが、まだもう一回ある、と思いながらやるのがなかなかつらいです。(笑)

続いてメモリセットは97.5kgを3reps何とか挙げました。最後にノーベルトで65kgを8reps行い、スクワットは終了です。

やはり、重量を狙ったトレーニングでは、フォームや体の動きを意識しながら行うよりも、集中を高めて気持ちを上げてやるのがむしろ安全なのかな、と思います。コンディションと相談するのは大切ですが、痛い箇所があるからといって、その部位を意識しすぎてしまうと、逆に無理な力がかかってしまったり、別の場所を痛めてしまうかもしれません。

無意識で身体の連動性を生み出し、効率よく重量を挙げるためにも、集中力で思い切りやるのが良いのだと思います。そのためにも、しっかりアップで身体の動きを確認していく必要があります。

スクワットの後は、今回から肩の補助種目としてバックプレスを取り入れました。狙いは、スクワットの担ぎを安定させることです。いつもお世話になっている整体の先生に、背部の筋力を強くした方がいいよ、と言われたので、三角筋の後部も強化していけたらと思います。

最後にサイドレイズのマシンで肩をパンプさせて、今日のトレーニングは終了です。少し血糖値が下がってきていたのか、トレーニング後はボーっとしてしまいましたが、ダイエットの方も頑張っていきたいと思います!(^^)